
満足度:★★★【3.0点】
さすがA24!ニコール・キッドマンにも容赦なかった。
◆
家族や立場に縛られながらも、次第に性的に支配されていくヒロインの欲望と
葛藤の行方をスリリングに描き出す。
ニューヨークで大企業のCEOとして活躍するロミー。
優しい夫ジェイコブと子どもたちにも恵まれ、誰もが羨む人生を送る彼女だったが、
夫との性生活に大きな不満を抱えていた。
そんな時、インターンとして働く青年サミュエルに思いがけず心惹かれるロミー。
するとサミュエルはそんな彼女の心の揺らぎを巧みに見透かし、挑発的なアプローチを繰り返す。
そして、いつしか2人の力関係は完全に逆転し、
サミュエルに対して性的に服従していくロミーだったが…。
<allcinema>
◆
優しい夫との性生活に満たされない妻が欲望のまま禁断の情事に溺れる姿を描く。
もう、冒頭からいきなりSEXシーンから始まり、夫が寝たと思ったら
一人そそくさと別室に向かいポルノ映画を観ながら床の上でオナニーを始める。
いや~、過激だろ、これ!!!
しかも、世界のトップスターのニコールが全裸になって喘ぎまくるなんて!
もうこれ、完全なるAV作品だしSM満載だな~と思っていたら
最終的に、相手の新人社員サミュエルが自宅までやってきて家族と馴染んでいたから
ニコールにとっては相手の人間性のヤバさだけが際だってしまい
遂には二人の関係性を拒否しようとするけど、そこで終わらないのがこの映画。
とはいえ、不倫映画ではありきたりな内容なので先読みは簡単だったけど
結局は自分の愚かさと性癖を夫に暴露し、怒った夫に別居を言い渡されてしまうが
別宅にまたもや新人社員サミュエルがやってきて情事を繰り返してしまう。
だが、行為中の二人の後ろに人の影が・・・。
もうここから、笑ってしまうくらいのカオスな状態となり、ある意味コメディ(笑)
いいんじゃないですか。
男同士ここは定番の腕力勝負というのが後腐れなくていいと思っていたら
夫にまさかの発作が発動してしまい、看病するロミーとそれを尻目に去っていくサミュエル。
最後は、日本企業に左遷されたサミュエルの、事の経緯を知ってか知らずか
幹部の男がロミーに意味深な発言をするが、ロミーは余裕の表情をみせてジ・エンド。
なんだかこれ、微妙にフェミニズムを匂わせるような映画だったし
ニコールの50代後半とは思えないスリムな肉体美を堪能できただけでも拾いモノ。か。
ー予告編ー
◆
【今週のひと言】
・ニコール・キッドマンに対しこんな大胆演技を要求するA24の実力スゴイ。
・裸体や立ち姿の美しさはあるが、手の甲だけはそれなりの年齢だと見て取れた。
・そもそもだが、あのサミュエルの背景がまったく描かれてないのが謎。
もしかしたら、そのまま情事を繰り返していたらサイコパスの可能性も・・・。
見た目がニコラス・ホルトの親族のようだったし。
・本作邦題だけみて『ベイビーわるきゅーれ』の新作と思いっきり勘違いしてた。
---------------------------------------------------------------------------------
監督:ハリナ・ライン
脚本:ハリナ・ライン
音楽:クリストバル・タピア・デ・ヴィーア
出演:ニコール・キッドマン、ハリス・ディキンソン、ソフィー・ワイルド
さすがA24!ニコール・キッドマンにも容赦なかった。
◆
家族や立場に縛られながらも、次第に性的に支配されていくヒロインの欲望と
葛藤の行方をスリリングに描き出す。
ニューヨークで大企業のCEOとして活躍するロミー。
優しい夫ジェイコブと子どもたちにも恵まれ、誰もが羨む人生を送る彼女だったが、
夫との性生活に大きな不満を抱えていた。
そんな時、インターンとして働く青年サミュエルに思いがけず心惹かれるロミー。
するとサミュエルはそんな彼女の心の揺らぎを巧みに見透かし、挑発的なアプローチを繰り返す。
そして、いつしか2人の力関係は完全に逆転し、
サミュエルに対して性的に服従していくロミーだったが…。
<allcinema>
◆
優しい夫との性生活に満たされない妻が欲望のまま禁断の情事に溺れる姿を描く。
もう、冒頭からいきなりSEXシーンから始まり、夫が寝たと思ったら
一人そそくさと別室に向かいポルノ映画を観ながら床の上でオナニーを始める。
いや~、過激だろ、これ!!!
しかも、世界のトップスターのニコールが全裸になって喘ぎまくるなんて!
もうこれ、完全なるAV作品だしSM満載だな~と思っていたら
最終的に、相手の新人社員サミュエルが自宅までやってきて家族と馴染んでいたから
ニコールにとっては相手の人間性のヤバさだけが際だってしまい
遂には二人の関係性を拒否しようとするけど、そこで終わらないのがこの映画。
とはいえ、不倫映画ではありきたりな内容なので先読みは簡単だったけど
結局は自分の愚かさと性癖を夫に暴露し、怒った夫に別居を言い渡されてしまうが
別宅にまたもや新人社員サミュエルがやってきて情事を繰り返してしまう。
だが、行為中の二人の後ろに人の影が・・・。
もうここから、笑ってしまうくらいのカオスな状態となり、ある意味コメディ(笑)
いいんじゃないですか。
男同士ここは定番の腕力勝負というのが後腐れなくていいと思っていたら
夫にまさかの発作が発動してしまい、看病するロミーとそれを尻目に去っていくサミュエル。
最後は、日本企業に左遷されたサミュエルの、事の経緯を知ってか知らずか
幹部の男がロミーに意味深な発言をするが、ロミーは余裕の表情をみせてジ・エンド。
なんだかこれ、微妙にフェミニズムを匂わせるような映画だったし
ニコールの50代後半とは思えないスリムな肉体美を堪能できただけでも拾いモノ。か。
ー予告編ー
◆
【今週のひと言】
・ニコール・キッドマンに対しこんな大胆演技を要求するA24の実力スゴイ。
・裸体や立ち姿の美しさはあるが、手の甲だけはそれなりの年齢だと見て取れた。
・そもそもだが、あのサミュエルの背景がまったく描かれてないのが謎。
もしかしたら、そのまま情事を繰り返していたらサイコパスの可能性も・・・。
見た目がニコラス・ホルトの親族のようだったし。
・本作邦題だけみて『ベイビーわるきゅーれ』の新作と思いっきり勘違いしてた。
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監督:ハリナ・ライン
脚本:ハリナ・ライン
音楽:クリストバル・タピア・デ・ヴィーア
出演:ニコール・キッドマン、ハリス・ディキンソン、ソフィー・ワイルド
いやもうニコール・キッドマンの体当たり演技は凄かったです。これ、彼女に対するあてがきだったという話もありますよね。
でも、正直ソレだけでした、私には。オチとかも含めて全体的に凡庸だったと思います。
年齢的に自分の中で最後の美貌を残しておきたかったのかな~。
腹筋も(人工的に?)脂肪がなくパック割れしてましたもんね。