左側が新品のドライブベルト、右側が約3.0000Km使用したドライブベルト
谷間が広くなっているのが良くわかります。こんなふうにすり減っていきます。
左側が新品のドライブベルト、右側が約3.0000Km使用したドライブベルト
谷間が広くなっているのが良くわかります。こんなふうにすり減っていきます。
アクセサリーやあとづけパーツの中には画像のようなOBD(On Board Diagnostics)接続用のDLC(Data Link Connector)を使用して、アクセサリーの電源を取ったり、クルマのライブデータを表示させたりすることができるアクセサリーも普通に売られるようになりました。
輸入車に限った事ではありますが、場合によっては、DLCに電源を常時接続している環境や、不適切な場所からの電源の取り出しなどが原因で、クルマに不具合が起きることがあります。
クルマの設計時に想定されている電圧の確保ができていて、ハーネスの劣化やアース不良などがない状態での使用環境でしたら弊害も起こりにくいのですが、クルマの電気ほど不安定なものはありません。
さまざまなアクセサリーの取り付けを、以前のような感覚で現代のクルマにおこなうと、トラブルの原因になります。触らぬ神に祟りなし。急がば回れ(違うか)。
パーツの装着などを行って時々チェック表示がされるといった妙なことがあった場合には、後づけアクセサリーをいったん取り外して、様子を見てはいかがでしょう。
トクイチオートでは新車への「使用前」整備をごく普通に行なっております。顧客のみなさまは、ほぼ全員が新車を買った場合には、まずトクイチオートへ入庫なさいます。
クルマのあたりはずれの話はよく聞きますが、根拠のない伝説のような話ではなく、新車の場合は道路環境、使用条件、使用燃料の違いに合わせた事前調整作業をおこなった上で使用を開始すれば故障発生の頻度は半減します。
海外生産の輸入車の場合、生産からユーザーの手元にやってくるまでに3か月程度エンジンを掛ける環境がないため、事前にバッテリーをフル充電してから使用を開始するだけでクルマの初期トラブルは発生し難くなるのです。
バッテリーは、電気を貯めておく場所。身近で例えるなら電気をためておく「ため池」のようなものです。
「ため池」にはそれほどたくさんの種類はないでしょうが、クルマのバッテリーの種類は、それこそ数え切れないくらい細分化しています。
近年では、さまざまなタイプのアイドリングストップの採用が増えた影響もあり、同モデルでも、仕様の違いで、違うバッテリーを要求するのなど、当たり前になってきました。
また、バッテリーを交換する折には、さまざまなことに注意を払わなければなりません。
手順や条件など、クルマのコンディションに直接影響がおよぶ、非常に大切な作業です。
バッテリーを日本語に訳しますと「電池」なのですが、「バッテリー交換作業」を「家電の電池交換」のようなイメージで捉えてしまうのは、間違えのもと。
「移植手術」程度の認識を持っていただき、ぜひとも、私たちプロにお任せください。