
バーバリーのトレンチコート、ネックストラップも含めた4点修理です。
首のストラップはコートに縫いつけてありますので、トレンチコートごとお送りいただきました。

修理後のバックル、首部分です。

両袖。

ウエストベルトです。

こちらはスプリングコートですね。
色が薄目で革の調達が難しい色合いです。
袖のバックルが折れているので、中の芯はこちらで用意させていただきました。
バーバリー純正は調達できませんので、代替のバックルを左右で交換させていただきます。
ちなみにこのバックル、ドイツ製です。
革を巻いた状態で25ミリにするためには、芯に使うバックルは27ミリ程度必要なので、市販されているものですと寸法がせまくなりすぎてしまいます。

オリジナルに近いイメージで仕上がったと思います。

こちらは持込のお客様で、これもバーバリーのものです。

修理に使う革の色合いを選びます。

修理完了です。

こちらもバーバリーのものです。
革がボロボロです。
これではちょっと着用は躊躇してしまいます。
黒く焦げたようになっているので、クリーニング(乾燥機)でダメになったようです。

綺麗になりました。
こちらのお客様は、ピンが錆びているので、ピンの交換もご所望でした。
バーバリーのピンは鉄ピンなので、錆びてしまうのです。
弊社では、高コストでも錆びない真鍮のピンを取り付けています。
おかげさまで作業依頼も多く、非常に多忙のため、修理受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
お電話でのご依頼はご遠慮ください。
状態を確認できないと回答できませんので、必ず画像添付の上、メールかLINEで送信してください。
それでも電話してくる方からのご依頼は、その場で即お断りします。
大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらに価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
(割と良心的な価格だとよく言われます。自分ではちょっと安すぎなのか?と思ったりしています。)
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。
古い記事に記載している場合もありますが、価格改定している場合も多いです。
持込は完全予約制です。
多忙のため、飛び込みはそのままお帰りいただきます。
ご予約には事前の画像送付が必須です。
持込は平日朝7時から17時までとなります。
LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いません。
よろしくお願いします。
トレンチコートのバックル修理は、概ね修理期間は1週間~2週間となります。
混雑状況により多少変動はあります。
伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
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