フェラガモ バックル修理 足曲り

フェラガモのバックル修理です。
よくあるバネが飛び出した修理だと思っていたのですが、この修理はいまだかつて見たことないほどの症状ががありました。


こんなに足が曲がって広がっているのです。
ここまで広くなっているバックルは初めて見ました。
このまま修理しても、バックルががたがたしてしまいそうです。
かといって、この症状はバックルの設計の問題ですので、戻してもまた曲がりますし、
戻せば折れる可能性も大きいため、弊社では絶対にいじりません。
しかし、このまま修理しても使いにくいのでどうしたものかと思案していたら、名案を思い付きました。


修理に際し製作した部品たちです。
軸も長めに作りましたし、がたつきを抑えるカラーも製作しました。
寸法は組み立てながら微調整していきます。


修理しました。


この角度の方がわかりやすいですね。
カラーを入れたことで、がたつきもなく組み立てられました。
カラーは実際に組み立ててみるとサイズ調整が難しく、組み立てにかなりの時間を要しました。
見積もり時にはこの部分が写っていなかったので、修理代は通常通りなのですが、
かなりの経験値を得て修理の腕が上がった気になったので良しとします。

作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトの状態なのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになってしまいます。
それと問題ありそうな部分は隠さずに画像を送ってくださいね。
別に怒りはしないので、隠す必要ないですし、隠されるとこちらも困ります。

値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。

バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理

こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。

東京都のコロナウイルス感染者数増加に伴い、徒歩圏内以外の方からの持ち込みはお断りしています。
弊社では高齢者も働いておりますので、ご理解ご協力お願いいたします。
徒歩圏内以外の方からの修理受付は宅配便のみになります。
よろしくお願いいたします。

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しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
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よろしくお願いします。


伊東金属製作所
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