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ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

リバティベル バックル修理

2018-10-03 07:46:15 | ベルト(他ブランド)

リバティベル、バブル期を生きてきた世代でしたら懐かしいと思います。
そのころ、非常に流行ったブランドで、町中がリバティベルの白いダウンジャケットで溢れかえっていました。
このバックルもその頃からお使いのバックルだそうで、いまでも大事にお使いになられています。
たださすがに30年もバックルを使えばあちこち痛みが出てきます。


数年前にギボシ破損で修理しました。
その後、またお使いいただいていたのですが、今度はベルトを固定する側の金具が外れてます。
どうもバックルがすり減ったようです。
かなりの年季が入っていますから無理もありません。
写真を見せていただいたときには、どうやって直そうか、思いつきませんでした。
ただこのバックルを以前も修理させていただいて、その思い入れも伺っていますので、何とかしますと策もないままに送ってもらいました。


あれこれ思案しましたが、最終的にはこのような形しか思いつきません。
前回のギボシの際もそうでしたが、裏面なので、見た目よりもしっかりした修理がご希望とのことでしたので、ギボシの際にはかなり広い面積で修理させていただきました。
ただ今回はそのような手法は使えそうにありませんでしたので、金具が外れないようにという措置にしました。
お客様も信頼してくださっているので、私が直せないのなら諦めますとのことでした。
なんとかこれで延命はできたと思います。
その延命がどのくらい延命となったのか、また、今度はほかの不具合が出るのではないか、など心配はいろいろあります。
特にこのバックルは亜鉛のダイキャストなので、個体によっては制作時のガスの抜けが悪いと経年でボロボロになるバックルもあります。
30年使えたということは、少なくとも当たりの部類の個体です。
これからも大切にお使いいただければと思います。

修理受付は、メールかLINEで、画像送付の上、お申込みいただくようお願いしています。
お電話でのご相談も受けておりますが、お電話のみでは状態が確認できませんので、お見積りはできません。
お電話いただく場合でも、まず画像をお送りいただいてからのお問い合わせであればスムースにお見積もり出来ます。


大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経って価格改定した際に更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。

持込いただく場合、留守にするときもございます。
必ず事前にご予約ください。
持込でも画像送付はお願いします。

土日はお休みですが、LINEの場合、時間があれば可能な限り返信してます。
ただ私もお休みなので、返信に時間が掛る場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、お急ぎでしたらLINEが便利です。
よろしくお願いします。



伊東金属製作所
03-3886-6271
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
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