
革のヘリだけを漉くことを、「コバ漉き」といいます。
対して全面は「ベタ漉き」です。
ベタ漉きにはバンドナイフが必要で、幅にもよりますが、機械の値段はおよそ外車1台分です。
国産のバンドナイフもありますが、やはりドイツのフォーチュナ社のものが有名です。
弊社にあるのもフォーチュナ社製で、革漉きは1枚から受けてます。
コバ漉きはもっと小さな機械ですから、お値段も手ごろ(それでも何十万ですが)なので、
革を扱う工房なら大抵持っていますし、趣味でレザークラフトをやっている方でも持っていたりします。
(コバ漉きの機械でもベタ漉きはできますが、幅が限らますし、何回も漉くので線が付いちゃいます)
コバ漉き機は写真のように端を漉いて、ヘリを折り返す作業なんかに使われます。
財布なんかによく使われるへり返しという仕上げですが、
ヘリ返しはベルトや革小物、バッグなどの端面処理に使われます。
薄くしている分、角が擦り切れることもありますし、擦り切れた革の修復は困難です。
財布などはよく角が擦り切れてダメになってしまうのはこのためですが、
反面、仕上がりは上品な仕上がりになります。
対する、コバを出してバスコなどのコバ塗り塗料を塗ったり、フノリで磨くような仕上げもありますが、
長所は擦れて劣化しても修復がしやすいことでしょう。
短所というべきかどうかはその製品のデザインによりますが、
ヘリ返しに比べ、無骨なデザインになってしまうことです。
もちろんそういったデザインの製品であれば、逆にコバ磨きのほうが似合うと思います。

くるみバックルの伊東金属
対して全面は「ベタ漉き」です。
ベタ漉きにはバンドナイフが必要で、幅にもよりますが、機械の値段はおよそ外車1台分です。
国産のバンドナイフもありますが、やはりドイツのフォーチュナ社のものが有名です。
弊社にあるのもフォーチュナ社製で、革漉きは1枚から受けてます。
コバ漉きはもっと小さな機械ですから、お値段も手ごろ(それでも何十万ですが)なので、
革を扱う工房なら大抵持っていますし、趣味でレザークラフトをやっている方でも持っていたりします。
(コバ漉きの機械でもベタ漉きはできますが、幅が限らますし、何回も漉くので線が付いちゃいます)
コバ漉き機は写真のように端を漉いて、ヘリを折り返す作業なんかに使われます。
財布なんかによく使われるへり返しという仕上げですが、
ヘリ返しはベルトや革小物、バッグなどの端面処理に使われます。
薄くしている分、角が擦り切れることもありますし、擦り切れた革の修復は困難です。
財布などはよく角が擦り切れてダメになってしまうのはこのためですが、
反面、仕上がりは上品な仕上がりになります。
対する、コバを出してバスコなどのコバ塗り塗料を塗ったり、フノリで磨くような仕上げもありますが、
長所は擦れて劣化しても修復がしやすいことでしょう。
短所というべきかどうかはその製品のデザインによりますが、
ヘリ返しに比べ、無骨なデザインになってしまうことです。
もちろんそういったデザインの製品であれば、逆にコバ磨きのほうが似合うと思います。

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