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ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ダンヒル バックルのピン折れ

2024-03-07 07:10:11 | ダンヒル修理

ダンヒルベルトの修理です。
新しいものほどよく折れる傾向にあります。
確かに昔のバックルよりもコストダウンが進んでいますから、仕方ないのかもしれません。
まあ、売値を考えると、そんなことあってはならないはずなのですが。


代わりのピンを取り付けました。
まじめに作ってあるピンですので、折れる心配はありません。


こちらのダンヒルベルトも同じです。


昔はこんな亜鉛のピン使わなかったのですがね。


こちらも代わりのものに交換です。


3本目、みんな根元から折れてます。
明らかにこの場所の強度が足りないですね。


修理完了です。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
多忙のため、お電話での問い合わせはお控えいただくようご協力よろしくお願いいたします。

留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
電車、車使う範囲の方は、宅急便でお願いします。
ですが、持ち込みの際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、事前確認必須となっています。よろしくお願いいたします。

伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
LINE ID:itokinzoku



夜間、休日は返信しておりません。

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ダンヒル ベルト交換 (穴の位置がオフセットされていて特殊)

2024-02-27 07:38:20 | ダンヒル修理

ダンヒルのベルト交換です。
表面は顔料系の光沢感のある革、裏面はヌメ革仕上げになります。
このベルト、穴の位置がセンターではないのです。
凝ったデザインとは思いますが、使い勝手はどうなのでしょうかね。


こちらがオリジナルのベルトです。
顔料が剥がれてます。
顔料だと原皮の状態が良くなくても、顔料で表面をコーティングして牛本来の傷が目立ち難いため、
一般的には、染料>顔料というように考えられています。
しかし鮮やかな発色や光沢は顔料でないと実現できません。


こちらのダンヒルもベルト交換、リバーシブルです。


ひっくり返すとこんな感じ。


だいぶ使い込まれています。
このベルトも顔料が剥がれていますね。


裏面も同様に顔料系の革ですね。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
多忙のため、お電話での問い合わせはお控えいただくようご協力よろしくお願いいたします。

留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
電車、車使う範囲の方は、宅急便でお願いします。
ですが、持ち込みの際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、事前確認必須となっています。よろしくお願いいたします。

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ダンヒル ベルト修理 バックルはずれ3点

2024-02-16 07:15:38 | ダンヒル修理

ダンヒルのベルト修理です。
組み立ては簡単なのですが、バネが欠品です。


バネを作って修理しました。
修理代のほとんどはワンオフで作るバネ代ということになりますね。


こちらもバックルはずれです。
先ほどとは作りがちょっと違います。


片側だけは利用(写真下側)して、反対側(写真上側)は修理しました。


組み立てて完成です。


これも同じ症状、というか、同じバックルですね。


修理完了です。

修理依頼はお電話ではなく、LINEかメールで実物の画像をお送りください。
お電話では状態が見えませんので受付できかねます。
持込もいきなりの持ち込みは、多忙につきお断りしています。

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ダンヒル ベルトのリバーシブル修理(バネ折れ)

2024-02-06 07:14:30 | ダンヒル修理

ダンヒルのバックル修理です。
リバーシブル部分に隙間が空くのは、中のバネが折れているためです。


バックル側からネジが入っているタイプです。
バックルを分解してバネを交換します。


折れたバネですね。


バネ交換しましたが、ちょっとピントがボケてます。すみません。


回転動作を確認します。


修理完了です。


こちらも同じくバネ折れの症状です。


このベルトはベルト側からネジを外すタイプです。
恐らくこちらの方が新しい、よりコストダウンが進んだ?タイプです。


折れたバネを交換します。


修理完了です。


これも2例目と同じタイプです。
バネが折れると抜けてしまうものもよくあります。


同じようにバネを交換します。


修理完了です。


形は違いますが、こちらも同じつくりのベルトです。


こちらもバネ交換になります。


リバーシブルは両面使えてお得と思いがちですが、壊れて修理代が掛かってしまってはお得感もなくなってしまいます。
ベルトは負荷がかかるものですので、できる限りシンプルな作りの物のほうが好ましいです。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
多忙のため、お電話での問い合わせはお控えいただくようご協力よろしくお願いいたします。

留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
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ダンヒルベルト バックルピンが折れた故障修理

2024-01-31 07:20:14 | ダンヒル修理

ダンヒルのバックル修理です。
昔はダンヒルも真鍮のバックルだったのですが、新しいものは亜鉛のダイキャストで作られています。
要するにコストダウンですね。
なので、バックルピンが折れてしまうのです。


真鍮製のピンに交換します。


こちらも同じ故障


同じように修理します。


これも。


そして交換



もはや、何も言うまい。


こちらのダンヒルも同じです。
これだけ折れるのですから、扱い方云々の問題ではないかと思います。
しかもすべて同じ場所で、同じ折れ方。


断面が灰色ですね。
亜鉛です。
良くて、亜鉛と錫の合金、どちらも融点が低いので、製造コストを下げられます。
昭和の時代にはご法度とされていた使い方です。


こちらも修理完了です。



ついでにもう一本。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
多忙のため、お電話での問い合わせはお控えいただくようご協力よろしくお願いいたします。

留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
電車、車使う範囲の方は、宅急便でお願いします。
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