2013年に入り、もう2ヶ月が経ちました。
1/13に仕込み始めた発酵肥料「ボケ2号」の、その後の経過報告です。
魚かすや菜種かすそして大豆のタンパク質分が多い有機物を加え、第2次発酵を開始させたのは1次発酵が始まってから2週間後のことでした。
「ボケ2号」は「1号」よりもさらに緩やかな温度上昇だったので、「1号」より4日ほど長い1次発酵となっています。
ちなみに「2号」は「1号」とちょっと違い、「カトー菌」という有用微生物を搭載(?)しているということは前回の記事でふれました。(製作状況はこちら)
始めのうちは「1号」とさほど変わりない進行状況だなと感じていましたが、後になってその違いを感じるようになりました。
2次発酵開始から6日目、内部温度が45度に達したので、1回目の切り返しをして温度を下げてやりました。
ところが、切り返した時は10℃位下がるものの、数時間後にはすぐ温度が上昇してしまいます。
ところどころ穴を開けて冷気を入れてみますが、ちょうど温泉地の噴火口から蒸気が上がっているような感じになります。
積み上げ高さを低くしてみても、なかなか温度が下がりません。
そしてまた、「1号」と大きく違うなと感じているのは、コロニー(菌の塊)のサイズが大きいことです。
これは、活動している菌の違いであることに間違いないと思われますが、だから何なの?と言われても相手が見えないだけにわかりません。
全体の色も「1号」に比べて濃い感じがします。
きっと、納豆菌のような高温を好む微生物が勢力を拡大しているのでしょう。
何回か切り返すうちに細かくそしてサラサラとなってきていますが、管理機だけに頼って楽をしていると底付近に湿った層が残ってしまいます。
たまには、しっかり角スコップで返してあげないといけないようです。
この部分は空気が入らないため、匂いからしても嫌気性的な発酵をしているようです。
・・・乳酸菌が頑張っているのかな?
温度と匂いそして見た目でしか今頑張っている菌の様子を感じることはできませんが、特殊な光を当てて菌の色付けができるとしたら、きっと国盗り合戦のような勢力争いを見ることができることでしょう。
発酵には芳香発酵と腐敗発酵とがあり天と地の差がありますが、「2号」の方は匂いがキツく、もしかしたら後者の方ではないかと思えてしまうこともあります。
有用微生物群と言っても、何にどの過程で何が有用なのかは結果が出るまで解らないのではないかなと思ったりもします。
製作者の思いとしては、植物に吸収されやすい良質なアミノ酸発酵肥料を作っているつもりですが、実際に畑で使って収穫してみないとわかりません。
1年に1度だけのチャンスということで、経験を積むことは歳を重ねることであることがしみじみ感じてしまいます。
それだけに、もっと真剣にならないと...
有機栽培の肥料と堆肥―つくり方・使い方 (小祝政明の実践講座)
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