五月十六日(木)晴れ
今日も
芝居を観た
昨日に引き続き
若い世代の団体
でも
扱っている戯曲は
50年前に書かれた名作
僕も
色んな劇場で
色んな団体が再演されたものを
何度も観ている
もちろん
本家の団体で上演されたのも
何度も観ている
それを
踏まえての観劇
そして
改めて思う
どう演じるか?
ではなく
どう読むのか?
これって
本当に大事だなと
強く思った
例えば
「熱い思いを届けます」
という台詞があるとする
その
「熱い思い」
の
「熱さ」
は
どんな
「熱さ」
なのだろうか?
役者は
自身の思う
「熱さ」
を台詞に乗せようとする
これは
どう演じるか?
を先行させているからである
どう読むか?
を先行させた場合はどうなるのか
「この台詞を書いた作家の熱さとは、どんな熱さなのか?」
これを
探ることが大事だと言うことだ
脚本は
他人が書いたものである
さ
帰ります
明日も
小欲を捨て
大欲に立つ