菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十九ノ二百六十八日目

2024年05月16日 | Weblog
五月十六日(木)晴れ


今日も
芝居を観た

昨日に引き続き
若い世代の団体

でも
扱っている戯曲は
50年前に書かれた名作

僕も
色んな劇場で
色んな団体が再演されたものを
何度も観ている

もちろん
本家の団体で上演されたのも
何度も観ている

それを
踏まえての観劇

そして
改めて思う

どう演じるか?
ではなく
どう読むのか?

これって
本当に大事だなと
強く思った

例えば
「熱い思いを届けます」
という台詞があるとする

その
「熱い思い」
「熱さ」
どんな
「熱さ」
なのだろうか?

役者は
自身の思う
「熱さ」
を台詞に乗せようとする

これは
どう演じるか?
を先行させているからである

どう読むか?
を先行させた場合はどうなるのか

「この台詞を書いた作家の熱さとは、どんな熱さなのか?」

これを
探ることが大事だと言うことだ

脚本は
他人が書いたものである



帰ります


明日も
小欲を捨て
大欲に立つ




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