京のにちじょうさはん ごこう

京都在住19年目の浜っ子の日記。其の弐。

最近、北野あたりで

2007年02月18日 | 京のつれづれ
最近理由あって、北野あたりを歩いていることが多い私。
この傾向はしばらく続きます。


帰りに、千本通りを歩いていると目に飛び込んできたのが、




「ひき臼」!!。京都人にはおなじみの?阪本漢方堂さんの看板でした(爆)。


さて、本日は北野天満宮大鳥居の東のねきにある「船屋秋月」さんの「京酒まん」を購入しましたじょ。
これは北野のチョィ不良かずさんの大好物だそうで(一箱完食するらしい)、宇治の底なしマダムのくまちゃんもご所望されていたお饅頭ですのよん。




お包みの裏には、室町時代に麹座を結んでいた西ノ京神人のことや、こちらのお店が造り酒屋さんの一角であったことなども記されています。
いつか北野天満宮について、私なりの角度から論文なり文章を書いてみたいものです。




この麹の香りが、たまりまへん。
いくつでもいけます、ほほほのほ~。(疲れの余り、ぽのちゃん化している(汗)


きょうのひとやすみ

2007年02月16日 | 京のひとやすみ
そう、きょうは朝から、切羽詰った表情で、家でお仕事をしておりました(汗)。
すると、メールが。あ、くまちゃんね。
ぬあに、堺町御池に新しく出来た「月ヶ瀬」さんで「抹茶あわぜんさい」ですってえ!!
いーなー(涙)。
(と思ったら、私のはやとちりで、くまちゃんは本店でお召し上がりだったそうです。でも堺町御池のビルの一階に支店ができたのはチェックしてまいりましたよん)

と、お指をくわえて画像を拝していたのですが…

夕方、とある用事が出来て、三条烏丸まで下がることに。
そのあと、成り行きで月ヶ瀬さんではなく、
いつもの紫野・和久伝さんの茶菓席で「粟餅入りぜんざい」をいただくことに。




素敵な朱色のお椀の蓋を開けると、粟餅が浮いていました。
粟餅は、ほんとうに淡淡と、軽やかで、あっというまになくなってしまい、
あとには、「たっぷり」のおぜんざいが。
甘さは控えめではありますが、ちゃんと主張がございます。
こちらのおぜんざいは、間違ってもお餅が主役ではなく、まさしく「おぜんざいが主役」でございました。





そのあと、暮れ行く御苑の梅苑の梅をちょこっと拝見したりも。




かなり見ごろの樹も増えてきましたね。


お茶のイベント情報

2007年02月13日 | ミーハーがつくる喫茶文化史
2月17日(土)18(日)、京エコロジーセンターで「京都議定書の2回目のハッピーバースデー」としてお茶のイベントがあります。

◎「茶香服(ちゃかぶき)」
五感を使ってお茶の種類をあてる伝統的な遊び「茶香服」を楽しんでみませんか?
時間 午前9:30~,午前11:30~,
   午後1:30~,午後3:30~(各回約60分)
定員 各回30名

◎「石臼お茶挽き体験」
自分で,石臼でひいたお茶の葉。特別な味がすること間違いなし!
時間 午前10:00~午後4:00(随時実施)

京エコロジーセンター」へは、
京阪電車「藤森駅」下車西へ徒歩5分。
もしくは、地下鉄・近鉄「竹田駅」下車東へ徒歩13分。
電話075(641)0911 

親の愛

2007年02月13日 | いとしのものたち
毎日が暖かいおかげで、大分元気になってまいりました。
(自然界には申し訳ございませんが…。)
皆様には、ご迷惑・ご心配をおかけしました。

そんななか、横浜の母から元気になるように「例のもの」が送られてまいりました。




横浜は中華街・聘珍楼のニクマンやらアンマンやらフカヒレ餃子たち。
今回は新顔のごまあんもありますう。
早速、後ほど蒸していただきまーす。

昔は京都高島屋さんの地階にも出店があった聘珍楼。
でもたぶん「551の豚マン」に負けたのよね(たぶん)。
その551では、今日と明日なんと「バレンタイン用ハート型の豚マン」が販売されるってご存知でしたか?
恐るべし、関西のバレンタイン商戦(爆)。

「おまんやさん」も負けてまへんで(笑)

2007年02月12日 | 京のつれづれ
先日お送りした「上生(じょうなま)やさん」の和菓子に引続き、
今回は、「おまんやさん」のバレンタインの和菓子です。




じゃじゃーん。ご存知堀川下立売の「鳴海餅」さんの上用饅頭です。
紅白で、しかもハート型ですよ。さすがですね。
このハート型は木枠にはめて作り出しているそうです。なるほど。
ちゃんとギフト用に可愛いラッピングもしてくださいますし。
(一見すると、上用饅頭が入っているなんて分かりませんよ)
京都のバレンタイン商戦、「上生やさん」だけではなく「おまんやさん」も頑張ってますう。(笑)

もうすぐバレンタイン 其の参

2007年02月12日 | 京のつれづれ
いまでこそ、宇治茶入りのチョコレート商品がたくさん出回っておりますが、
その先駆け、としてかなり早い時期に登場していたお茶入り生チョコではないでしょうか。(もう9年前の登場とか。そないになりますかなあ。)

ご存知、「まると」さんこと宇治の中村藤吉さんの「生ちゃこれーと」の「抹茶」です。





まるとさんの本店の表構えを描いたお箱の中には、





ぎっちり生ちゃこれーとが。
お抹茶の香りとまったりとした生クリームの味わいも生きている、シンプルだけど美味しいチョコです。
これはこの時期に限らず、通年で買えますし、ほかに「焙じ茶」と「ミルク」もございます。
ネットでも、京都高島屋さん、京都伊勢丹さんでも購入できるなど、比較的入手がしやすいかと存じます。
また今年はいろいろなお茶系チョコもお出しになってまして、その攻めの姿勢に拍手を送らせて頂きます。

宇治茶と一緒に味わう生ちゃこれーと、よろしおすなあ(笑)。

和菓子なバレンタイン

2007年02月09日 | いとしのものたち
京都の上生屋さんのバレンタイン向けの和菓子も可愛らしいですよ。
本日は二条若狭屋さんのお品をふたつ。




「まごころ」
わあ、忘れかけていたこの言葉(爆)。





「恋文」
最近お手紙を書いてますか?
ましてやラブレターなんて、書いたことありましたっけ?(爆)

美味しいお茶と一緒に大切なあのかたへ。
皆様もいかがでしょうか。

お茶の淹れ方教室のご案内

2007年02月06日 | ミーハーがつくる喫茶文化史


立春も過ぎて、穏やかな陽気が続く京都です。
今年も、奈良の一刀彫のお雛さんを飾りました。


さて、目にした時に書き留めておかないと、ついついどこかへいってしまう情報。
最近も、いくつかお茶の淹れ方教室を目にしながら、気がついた時には検索できなくなってしまってます。これではいけませんね。

きょうも一つ目に致しましたので、ここでご紹介を。
お子様向け「みやこ子ども土曜塾」の企画です。



春への誘い~インスピレーションは『源氏物語』より~
京都の春のお祭を楽しく巡りながら、一緒に京都の食文化について学びましょう

日時 平成19年2月10日(土)・11日(日)・12日(祝)
   午前10時~午後6時(12日のみ午後5時まで)
場所 京都文化博物館 (京都市中京区三条高倉)
費用 入場無料
主催 社団法人京都府食品産業協会
共催 京都府
内容 第二会場(本館6階)で、美味しいお茶のいれ方を学べます。

第一会場(旧館一階) 
◆「春の祭」京都の春の祭りを、食品や美しい道具などで表現するよ。
◆「春の彩り」平安時代の「市」では、どんな食品が売られていたのかについて、一緒に学ぼう
◆「花鳥の遣」「京都版バレンタインデー」。みんなの願いや想いを短冊に書いて、梅の木に吊るしてね。
第二会場(本館六階)
◆「源氏物語と京菓子」源氏物語の世界を、京菓子で表現するよ。
◆「食を育む」10時30分~11時30分 12時30分~13時30分
       14時30分~15時30分 16時30分~17時30分
       *最終日は15時30分まで
おいしいお茶のいれ方、お箸の正しい使い方を学べます。お箸づくりコーナーでは、作ったお箸を持って帰れます(100円)。


きょうも養生!?

2007年02月05日 | 京のつれづれ
今朝方はとても冷え込みましたが、昼間は15度という、桜が咲きそうな気温に上がる予想が出ています。
いくら立春を過ぎたとはいえ、驚きますね。

以前ご紹介したように、2月10日(土)に宇治茶「第二回 春の大茶会」が城陽市の文化パルク城陽で開かれます。
宇治茶の淹れ方教室あり、シンポジウムあり、学術講演会ありと、盛りだくさんの内容なので、是非みなさまおいでくださいね~。
先着1000名さまには、宇治茶と急須のプレゼントがありますよ。





そしてきょうは、くまちゃんにいただいた宇治の駿河屋さんの「わさん葛餅」を頂戴しました。
ぷるっとした抹茶葛餅に抹茶きなこをかけていただきます。
お餅より軽めのボディーが胃に優しいですわん。
抹茶ときなこの香りが香ばしいですね。
久々に宇治茶のお煎茶を淹れてみました。
最近余りに忙しくて、ほうじ茶もしくは紅茶かばかりをいただいていたことに気がつきました。
くまちゃん、お心遣いいただいたお菓子を本当にありがとうございました(涙)。

ロシアケーキとヴィクトリア

2007年02月04日 | 京のつれづれ
先日ここで、ウエストのヴィクトリアをご紹介しました折に、
ロシアケーキに似ているとのご指摘をいただきました。
でも、私がロシアケーキをいただいたことがなかったので、比較が出来ませんでした。(未熟者)





そういたしましたら、弱っている私のために、中京のお友達からいただきましたの、
「村上開新堂」さんのロシアケーキ





とてもバターのよい香りがしますねえ。ではいただきます。
さくさくの食感がいいですね。ああ、なんとも懐かしいクッキーのお味です。
なるほど、ウエストのヴィクトリアとは違いますね。
ロシアケーキは、生地がすべてさくさくですが、ヴィクトリアは、上部さくさくですが下部がふわふわの生地でできています。
でも容姿が似ているところから、ロシアケーキを参考にされてアレンジを加えられたのかもしれませんね。
ミルクティーと一緒にさくさくといただきました。

Tさま、ほんまにお心遣いありがとうございます(涙)。
はやく回復できるよう、養生につとめまする。