JR宇都宮駅西口から少し南に老夫婦が営む店がひっそりと佇んでいる。
たまに都内や鎌倉に行くとき前を歩くのだがまったく気がつかなかった。
どこからか妻が評判を聞いていたので行ってみる。
店内はカウンターとテーブル席が三つの広さである。
窓際でご主人がうなぎを焼く。煙と一緒に漂う香りで呑める(笑)
うな重と頼むと先にお新香が出る。ビジュアル的にいけてる。
焼けるまでの間肝焼で一杯がたまらない。
出来れば日本酒で呑りたい。(今回は暑いのでビールにしてしまった)
これで三千円でお釣りがくるコストパフォーマンスである。(特上で2,800円)
肝吸いも当然付いてくる。
前半は山椒無しで、後半は山椒を掛けて楽しんだのである。
昼間より出張のサラリーマンが夜一杯呑みながらのシーンが似合うビジュアルかも知れない。
活けのうなぎを選んでから、割き→蒸し→焼き
の工程を経ると小半時(約1時間)は掛かったので
お香々(漬物)で時間を繋ぐ。
その香々の味でうなぎの味が占えた、なんつってますが
すべて、8代目桂文楽師匠の受け売りです。
あははは・・。
白焼きを半切れくらいと肝串焼き一本と骨煎餅を適量とお新香で千円くらいの「焼けるまでセット」があるとイイのにといつも思います。