おもしろ医療解説

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献血と輸血

2012-06-26 01:53:07 | 知られざる真実
ヒトの血液は体重の約8%です。

体重70kgのヒトの血液量は約5lです

そんな血液、臓器が各々の機能を果たすためにはなくてはならないものです。

血液の3分の1を失うとヒトは死んでしまいます。

では、大怪我をしたり手術などで大量に出血した時はどうなるのでしょう?

血液が急激に失われると、ショック状態になってしまい極めて危険な状況になります。

失った血液を、短時間で取り戻すことなんて到底できません。

かといって、人工的に血液を作り出すこともできません。

そこで行われるのが輸血です。

人様から血液をもらうわけです。

でもこの輸血、ひとパック(500ml)で数万円もします。

さて、献血をしたことのある方は、あれって思いましたよね?

献血の時には、報酬としてジュースやアメをくれるだけです。

それを考えると、病院や献血センターなどの儲けが凄いことがわかりますよね。

タダ同然で手に入れた血液を、何倍も高く売りさばくわけですから。

もちろん、血液は命を取り留めておくために重要なものです。

しかしその血液もタダではありません。

命の問題をお金で解決するということになります。

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