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映画『東京家族』について

写経 36.  『歌集 美しく愛(かな)しき日本』  岡野弘彦  (2)

2013年09月16日 | 写経(笑)




 實朝の海波のなげき 胸にしみ 橘の香の朝庭にたつ



 

『小学館版 学習まんが 日本の歴史 第7巻 鎌倉時代』 (以下同じ)


   









    
    


 






 秋立ちて渡宋の船の成りゆくを見つつ こころは 浪のうへゆく




































 もののふの源氏の家を守りてし 二所権現も 海越えて来し


























 





 身は病みてうつつなければ 夜霧深き遠海原に 心さすらふ

 まほろばの大和かなしく旅ゆかむ。室生をすぎて 初瀬ま近き

 秋風の大和のむらを行きゆかば、うら若き日の 君に逢はむか

 むねに沁む歌 こよひも口ずさむ。 藐姑射(はこや)の山に 君いますなり

 この国の暗き古典の襞ふかく、息ひそめ棲む魔(もの)ぞ 恋ほしき

 八十ぢなかば 骨ぼろぼろに疼く身を 潮のいで湯に浸りつつ耐ふ

 おもかげの 磐余(いはれ)の池の浮寝鳥。人恋ふるまま 死にてゆかむか

 病みて仰ぐ東京タワー。くれなゐの灯ともる宵は 心ときめく

 哭沢(なきさは)の森の涸れ井に見いでたる 翡翠の玉を なほわれは持つ

 あかときのこころにきざすまぼろしを たのしむごとく 歌よみましき

 塔ふたつ空にそそれる東京の 冬空はけふも 雲なかりけり















                


                       『2013.9.15 東京新聞 画・片岡まみこ』










 ※ 今日は最後に、計算問題を1題、解いてみました(笑)。


   「祭り提灯」 5張 +

   「遠景の提灯」 6張 +

   「猫のまるい瞳」 ふたつ +

   「透明な水飴がコーティングされた、梅かあんずのようなお菓子」 1本 = 


    14

   

    

   





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