
演能が終了し、舞台上にて各種の装束がたたまれます。
その後、神社へいくもの、宝蔵へいくものが分けられ出発の準備を行います
その後、中入り同様に舞台で朝ごはん。舞台に上がれないひとは座敷にて朝ごはんになります
また、王祇様と神社へ上る冠子たちも続々と当屋へやってきます
今日もご祝儀がでるんですよ。

たべているご飯は湯浸けといわれるご飯です。
ようは、冷や飯にお湯をかけたご飯ということです
けっしておいしいものではないんですが、
呑んだ体にはやさしいものなんでしょうね。
昔の人の知恵的な食べ物であり食べ方なんだと理解しています
そして
王祇様とともに当屋から神社へ出発

うまく撮れませんでした。
雰囲気をかんじてください。
わたしは、この王祇様には同行せず
唐戸と呼ばれる能装束を宝蔵へ収め、その後神社へ収める担当でしたので
車にて移動です
神社へ着いたときには、
若勢衆がすでに到着しており、今度は、この方たちへ振舞う1番(酒)を取りに再び当屋へ戻ったりなんだり。。

この後朝尋常が控えてますから、
景気付けにということで、通常の椀ではなく、2合入る椀で1番を振舞いました。

こうしている間、王祇様は遠藤重左衛門宅にて上座からの宮上りの使いを待っているんです。
今年もなかなか上がってきませんでしたので、
若勢衆の酒はかなり掃けました。

朝尋常の様子は。。。
当然写真にはありません。
なぜなら、
参加していたからです。
しかも、セカンドポジションで傍観しているつもりが
状況の変化に思わず体が反応してしまい。。
2列目からの飛び出し。。。。
下座の王祇様が先に神社に入ったところで
そのまま楽屋入り。。
どちらが勝ったかは雰囲気でわかりましたが
中でもめている様子。。
何でかはわかりませんが
夕方の尋常が楽しみです

これの朝尋常が終わると、神社内で祈祷が始まります
そして、上座から能が奉納され、つづいて下座から、大地踏へと続いていきます
それがおわると今度は式があり、いよいよ棚上がり尋常へむかって盛り上げる三番叟になります
つづく
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