2月1日 王祇祭当日
朝4:00集合
若勢衆全員アンサンブルという格好になります
当屋当人や世帯持ち役付きの方々は、2時集合ぐらいではないかと思います
すでに神社に登り、祈祷がはじまっているのかと。。
朝の作業
煎じ場では朝ごはんとして振舞われる餅を焼いています
王祇様を迎えるために、のぼりを挙げます
朝6:30
王祇様到着
多くの冠子とよばれる子どもたちを引き連れて、神社から旧道を歩いてきます
当屋に入るときは勢いよく、しかも、王祇様を安置するところまで
王祇莚(いわゆるレッドカーペット)の上を歩いて安置されます
そして、冠子たちに雑煮を振舞います
私も昔は(中学1年ぐらいまでかなぁ)冠子として参加してました。
理由は、
ご祝儀がもらえるから
昔は500円でしたが、今は1,000円になってます
朝7:30
冠子への振舞が終わると、今度は大人衆のお膳の準備になります
若勢衆が流れ作業でお膳を作っていきます
この作業と同時に、
3人の当屋使いが、昨日同様氏子の家々に時分使いに出発します。
これは、大人衆の準備ができましたので、当屋へきてくださいという案内になります
また、神社より神職がきて、
王祇様に布を着せる作業を行います
この作業がおわると。。
ご馳走になっていきます
朝の8:30から1番も当然でてきます
しかも、呑む呑む
黒川の神職は、酒が飲めなくては勤まりませんね、きっと。
ここでご馳走になった後、さらに上当屋へいき、王祇様に布を着せてまた食べて呑むんですから。。
朝9:00
当屋使いが帰ってきました。
また、ブランチには早いですが、
子ども座に地域の方々がご馳走になりにやってきました。
今年は、祭り当日がどっぷり平日なので、そんなにこないのではないか??
という予想を裏切るうれしいほどの客の入り様です。
これでこそ準備したかいがあるというものです。
11:00
大人衆
座狩り
各家々の代表が、上下をつけて一堂に会します。
そして出欠をとります。これが座狩りになります。
うちの場合であれば、
『小林石治郎殿 お着きなされましたかぁ~』
『ようございます』
こんな感じで。
この並びはきまっていて、
上座敷は隠居座敷といい、当屋を終えたじいさんのみ座ることができ、
下座敷以下は、年齢順(黒川では当屋順といいますが)に座ることになっています。
この座狩りは、単に出欠を取るだけではなく、
来年の当屋、その次の当屋、そして、座に入りたいなどの申し出をしょうにんするかどうか決議するばでもあります。
議長となるのは、太夫になります。
これがおわると宴会になります。
あさ準備したお膳がここで出されます。
若勢衆は、取持ちに取り次ぎとして一番忙しい時間帯になります。
15:00
座狩りがおわると、いよいよ夜通し行う能の舞台設営になります
つづく
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