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こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

エンピ返し

2006-04-09 16:57:58 | 農作業のこと
今月下旬に種を蒔く畑を今日はエンピ返し。

「天地返し」のほうが一般的な言い方ですが、うちの方では「エンピ返し」といいます。

本来このエンピ返し(天地返し)とは、寒さの厳しい時期に、土の表層と深層を入れ替えることです。これによって暖かい土の中で越冬している虫を死滅させるたり(土壌消毒の代用として)、雑草の宿根を寒さにあてて、春に生えてくる雑草を抑えるために行うものですが、土を柔らかくすることにより、種まきしたり、植えつけたりしたときに、根がしっかりと張って、植物が丈夫に育ってくれるなどの効果があります。

この時期の目的は、前作で使った堆肥などが土の深層(表面から30~50cmくらい)に下がっているので、肥料分の偏りができています。これを修正してやるためです。

まんべんなくまいたつもりでも、偏りが出てしまいます。
作付け前にこれを修正しておくと、生育が良くなります。

また、機械に頼らず自らの手ですることにより、土の状態を五感で確認できるメリットもあります。
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2 Comments

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重労働ですね (けい)
2006-04-09 22:40:37
よく、畑で草などを燃やして虫を殺すのと

同じような効果もあるんでしょうか?

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Unknown (石垣園芸)
2006-04-09 22:52:04
草を燃やすのも、それ相応の効果があります。しかし、これだけでは土中の虫や草の根には効果がないんです。



「土と堆肥(肥料)をよく混ぜて、ついでに虫も草もやっつけちゃえ」みたいな考えです。
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