こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

草をもって草を制す。

2017-08-16 16:09:23 | 農作業のこと
8月に入ってから、雨がよく降ってます。
作物の生長にとって雨は「恵みの雨」であると同時に、
降りすぎると日照不足から生長が遅れたり、
水を吸いすぎて根の活動が鈍くなり生長が悪くなることもあります。

また作物同様に雨の恵みを受けるのは雑草たち。
作物以上の勢いで生長します。

さて草に覆われた作物の救出と土作りを兼ねて、
雨がやんでいる隙にジャングルと化した畑で草刈りを敢行。



ソラマメと絹さやの収穫終了後ほったらかしにしていたところを草刈り機で一気に綺麗に!



刈り取った草はナスとトマトの畝の間に敷き詰めました。





一見雑な作業に見えるかも知れませんが、敷き詰めた草がこれから生えてくる草を抑えてくれ、
さらに時間が経つと自然と土に戻って行きます。だから敷き藁同じ効果が刈り取った雑草でも期待できるんです。

こうすることで畑の外から何も持ち込まず、畑の中で生まれた「草」を使った循環型の栽培が可能となります。
栽培中であってもこうすることで土作りができます。

私はこれこそが「自然農法」だと思っています。
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