感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

「世界遺産・銀閣寺」〜足利義政が何もかもイヤになって籠ったと言われているお寺🌠

2018-04-21 15:12:00 | オススメの神社仏閣
3月31日土曜日、大阪のお友達と早朝から蹴上インクライン、岡崎十石舟めぐりで満開の桜を堪能し、南禅寺と永観堂を拝観。
哲学の道で再び見事な桜を楽しみ、法然院で癒された私達は、最終目的地の銀閣寺に辿り着いた(^^)d


銀閣寺(ぎんかくじ)は金閣寺と並ぶ京都楼閣建築の代表寺院。京都五山の禅寺である相国寺の菩提寺院の一つで、正式名称は慈照寺(じしょうじ)と言う。

銀閣寺を創建したのは室町幕府8代将軍の足利義政で、祖父である足利義満が建てた北山山荘(金閣寺)を参考に、東山文化の代表東山山荘を造営したそうだ。案内板がこちら↓


私が銀閣寺に興味を持ったきっかけは、JR東海の「そうだ 京都 行こう」のコマーシャルの" 足利義政は、何もかもイヤになってここに籠りました"と言うフレーズだった(^_^;)

私も年に数回、何もかもにイヤ気がさして 山に籠りたくなる時がある(((^^;)
私の前世の一つに尼さんだった時があると言われた事があるが、満更嘘でも無さそうだ(笑)

もし、それが事実ならば、きっと「 あァ〜もう何もかもイヤ❗」と全てを投げ出して、尼寺に籠ってしまったかも知れないな、、

なので、「へぇ〜あの大将軍の義政も、そんな風な気持ちになって銀閣寺に籠ったんだ、、」と思うと勝手に親近感が沸いて来て、義政が籠った銀閣寺とやらを私も拝観してみたいと数年前から思っていたと言うわけ。

銀閣寺の「そうだ 京都 行こう」のCMはこちら👍
山に籠りたくなる人は、きっと義政に共感し、銀閣寺に行きたくなるよ🎵

国宝の観音殿がこちら↓


銀閣(観音殿)は2層構造で初層は「心空殿」といわれる住宅風様式を取っている。上層は「潮音閣」といわれる禅宗様(唐様)の仏堂で、現存する唯一の室町期・東山文化を代表する楼閣庭園建築との事。

金閣寺に貼られた金箔と同じように銀閣寺には銀箔が貼られていたという説もあったそうだが、銀閣には銀箔を貼った痕跡はなく、足利義政が茶道を趣味とし禅宗文化に帰依したわびさび人だったので、創建当初から銀箔を貼る計画はしていなかったものと思われている。
2007年1月に行われた科学的な調査でも銀箔は検出されなかったと発表されたらしい。


観音殿の前には錦鏡池(きんぎょうち)と言う美しい池があり、それを中心に池泉回遊式庭園を形作っている↓

この庭園は、夢窓疎石が手掛けた通称苔寺と言われてる西芳寺の庭園を模して造ったと言われてるそうだ。
夢窓疎石といえば、伊勢国の出身であり、又勝手な親近感が沸いて来る私(*^。^*)
因みに苔寺は、この夏にも行ってみたいと思ってるお寺の一つである(*^。^*)


こちらは本堂(方丈)の前に造られている銀沙灘(ぎんしゃだん)↓この大きさは圧巻だった🌠


こちらは円錐形の向月台(こうげつだい)↓向月台の上に座って東山に昇る月を眺めたと言われているそうだが、現在の様な形になったのは江戸時代後期との事。銀閣寺はとにかく、こう言うの一つとってもスケールが違う💦
流石、世界遺産のお寺だけある👍


庭園を順路に沿って歩いて行く🚶‍♀️


天龍寺、高台寺、常寂光寺に青蓮院門跡もそうだけど、山と一体となっている庭園なので、池から始まって山の上に登って行く感じである↓


小路に沿って色んな花や木が植えられている↓この椿はマーブル模様の変わった花びらで綺麗だった🌺


大阪のお友達が送ってくれた写真↓今の時代は本当に便利な時代なので、一緒に行くお友達とこう言う感じで撮った写真をラインで交換し合う事も出来て有難い(*^.^*)


東山頂上付近から見た銀閣寺の様子↓
義政もこの光景を眺めたんだろうなと思うと感慨深い✨


銀閣寺も南禅寺や永観堂と同じく桜は殆どなくて残念だったが、それでもまだ新緑や苔が芽吹き出してくれてたので、小路を歩く私達の目を楽しませてくれた👍


小路を下り出すと竹林が見えて来るのもお約束なのかな🎵


一周するのは結構良い運動になる✌️ここに住んでたら、毎日自然の色んな発見を楽しめるだろうな。


こちらの光景は、初夏から紅葉の季節はさぞかし美しいだろうなと思ってしまった↓


出口付近の竹林↓


これにて今年の京都でのお花見ネタは終了となるが、今回拝観したお寺の内の南禅寺、永観堂、法然院、そしてこの銀閣寺は残念ながら、桜の時期より緑紅葉や紅葉の季節に訪れた方が良いと思うお寺だった。又機会があったらベストシーズンに訪れてみたいと思ってる🌠

何もかもイヤになって銀閣寺に籠った義政は、この素晴らしい境内できっと疲れきった心を癒されただろう。


現在を生きる私では、おいそれと尼寺に籠るわけにはいかないが、寂聴さんみたいにお肉もお酒もバクバク食べて自由奔放に暮らしてる尼さんもいるから、自称尼さんとなって時々浮世離れして暮らしてみるのも良いかも知れないな、なんて思ったりもする(^_^;)

それはそうと、本日新しくなった「ブラタモリ」が銀閣寺を訪れた特集を放映するそうなのだ🎵楽しみo(^o^)o

私のスマホには、専ら京都ネタとシャンシャンの動画のお知らせが毎日入って来る(*^。^*)
アルゴリズム効果なのかな⁉️

銀閣寺の御朱印がこちら↓


ついでにお蔵入りした永観堂の御朱印がこちら↓


「銀閣寺」についてはこちらを参考に

「銀閣寺」
住所:京都市左京区銀閣寺町2
TEL:075-771-5725
拝観料:拝観時間大人・高校生500円、少・中学生300円 (団体扱いなし)
夏季(3/15-11/30)午前8:30 ~ 午後5:00
冬季(12/1- 3/14)午前9:00 ~ 午後4:30
駐車場有料駐車場あり(京都市営駐車場使用)