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感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

「哲学の道」〜独身時代の思い出に浸りながら見上げる桜は最高に美しかった🌸

2018-04-19 23:31:00 | 観光・オススメスポット(京都、他県)
今日も京都でのお花見ネタ回想記。早く書かねばゴールデンウィークになってしまう💦
と言う事で、3月31日土曜日、大阪のお友達と蹴上インクライン、十石舟めぐりで岡崎の満開の桜を堪能🌸し、その後、南禅寺と永観堂を拝観し、湯豆腐の老舗「奥丹」でランチをしてお腹一杯になった私達は、哲学の道を歩いて銀閣寺に向かう事に(*^ー^)ノ

哲学の道は、東山のふもと、左京区・若王子神社から法然院下を銀閣寺に至る疏水べりの約1.5キロの小路の事を言う。


" 日本の道百選 "にも選ばれているらしい。
哲学者西田幾多郎が散策、思索にふけったといい、この名がついたそうだ。
正直、この日の朝に拝観した南禅寺と永観堂では桜の見所が殆どなく落胆していたので、ここ哲学の道の桜と疎水の岸辺のエニシダの美しさに救われる気がした(о´∀`о)


そしてここは、独身時代に大好きだった人と一緒に歩いた思い出の場所なのだ(*^。^*)

その時は桜の時期でもなく、確か紅葉にはまだ早い初秋の頃だったと思う。なので、四季の花木の美しさの印象は全然覚えていないが、とにかく周りの自然云々よりも大好きな人との時間を共有する喜びで一杯だった事だけを覚えている(#^.^#)

そう言えば、その人との初めてのデートの場所となったのが京都だった。
そう、この哲学の道を初めて二人きりで歩いたのだ。


舞い上がっていた私には、周りの景色なんて見ている余裕なんてある筈もなく、只々背の高いその人を見上げ、夢見心地でこの道を歩くのが精一杯だった、、


例えそれが桜や紅葉の季節であったとしても、それらは私の目には映らなかったと思う。あの頃の私にはその人しか見えてなかったから。

美しく咲き誇る満開の桜を見ながら、遠い日の恋をしていた自分を時折想い出しながら、大阪のお友達と色々お喋りを楽しみながら歩いて行く。


" そっかぁ、、あの人との初めてのデートは京都だったんだ、、懐かしいなぁ。ヤッパリ私、京都にご縁があったのかも、、"現実のお喋りと昔の思い出の狭間で色んな思いを巡らせ、次々と現れる満開の桜を愛でる。まさに極上のひとときだ🌠
こちらの桜はひときわ大きくて、圧倒的な存在感を醸し出していた↓


銀閣寺に近付くにつれ時折突風が吹き、その度に桜吹雪で辺り一面雪が舞っている様に真っ白になり、その美しかった事と言ったらなかった🌸
残念ながら、その様子を上手にカメラに収める事が出来なかったのが残念(/_;)/


法然院への別れ道であるこのスポットのピンクの桜の美しかった事(*^。^*)


私達は、折角だからと法然院にも行ってみる事にした(*^ー^)ノ♪


法然院の記事は、又後日ご紹介したい。桜の見所としては残念だった南禅寺と永観堂とは違い、こじんまりとしたお寺ではあるものの、ひと味もふた味も違う魅力に溢れた本当の意味でフォトジェニックでなお寺で、私的にはこの日訪れたお寺の中で、一番素敵だと思った(^^)d


永観堂の記事はお蔵入りにするとしようf(^^;
南禅寺に関しては、使命感の様な感じで先日書いたが、2年前に緑紅葉の時期に訪れた時の様な感動は正直なかった(^_^;)
どうせ書くなら、素敵な画像で紹介したいと思うから、残念な感想の場合は書くのを控える事にしようと思う。

哲学の道の桜は、文句なしに素晴らしいと思う。桜吹雪で舞い散った花びらが疎水や地面を埋め尽くし、花びらの絨毯の様になっている光景も又いとおかし、の世界なのだ(о´∀`о)


思い出の場所である哲学の道。
あの頃の私に会いたくなったら、又独りでこの道を歩きに来よう。


もう、あんな風に恋する事もないだろう。
満開の桜に酔いしれ、今回も思った。やはり、桜は最高だ。
散り際の美しさ、潔さ、私の美学の原点はここにある。

京都・岡崎「桜回廊ライトアップ&十石舟めぐり」と「蹴上インクライン」に行って来た🌸

2018-04-08 09:25:00 | 観光・オススメスポット(京都、他県)
3月31日土曜日、地下鉄蹴上駅で大阪のお友達と待ち合わせし、ネットで予約した「岡崎 桜回廊ライトアップ&十石舟めぐり」の船着き場に向かった私達(^^)v

地下鉄を出ると、そこには京都の桜の名所として有名な「蹴上インクライン」が見えて来た🌸


インクラインとは傾斜面にレールを敷き、動力で台車を動かして船・貨物を運ぶ装置の事を言うのだそう。


蹴上インクラインは、南禅寺の近くにあり、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡で、高低差約36メートルの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地。

線路沿いにはソメイヨシノやヤマザクラが約90本植えられており、春には満開の桜並木の中、線路内を歩いて観賞することが出来る。


十石舟の乗船時間が8:45でまだ余裕があった為、私達もレールの上を歩いて桜を楽しみながら写真を撮ったり、暫しこの桜の名所を鑑賞した🌸


丁度満開で見頃の桜は本当に綺麗だった(^^)v


蹴上インクラインの桜を楽しんだ後、私達は十石舟乗り場に向かって道路沿いの桜を堪能しながら歩いて行った🌸
そうこうする内に、十石舟めぐりの看板を発見👍船着き場はすぐそこの様だ🎵


近くには、琵琶湖疎水記念館もあった↓


桜の花の向こうに船着き場が見えて来た↓


ようやく船着き場に到着👍


十石舟めぐりは京都の春の風物詩。
運航コースは、南禅寺舟溜り乗船場~夷川ダムまでの岡崎疎水の往復で、所要時間は、約25分 (往復約3km) 。
船着き場から見える疎水の様子↓


美術館や動物園などの文化施設が集まる岡崎地区にある疏水を十石舟でめぐって行く。桜が疏水に沿って植林されており、開花時期には乗船客が殺到するほどの人気スポットなのだ🛶

私達もネットで一週間程前に予約したのだが、3月31日は土曜日と言う事もあり既にどの時間も予約が一杯で、早朝の8:15と8:45しか空いてなかった💦
なので、少しでも遅い8:45にしたと言うわけf(^^;


だけど、この時間に乗船出来たお陰で、この後のスケジュールが本当にスムーズに運んでくれて正解だった👍
十石舟がこちら↓


十石舟は、原則15分間隔で運航。いつもの昼間運航時間は、午前9時30分発~午後4時30分発(当日の状況により最終便を午後5時30分発まで延長する場合あり)

平成24年からは岡崎桜回廊ライトアップとともに夜間運航も実施している為、桜回廊ライトアップ期間運航時間は、午前8時発~午後8時30分発となっている。

この日も私達が到着した頃には、既に予約をした乗船待ちの人で一杯だったf(^^;
いよいよ私達の乗船の時間となり、順番に舟に乗り込んで行く。舟内の様子がこちら↓


ゆっくりと舟が動き出し、船体を縮めて(実際に縮むので、ビックリ❗)こんな狭い橋の下も潜って行く↓


昨年の秋に保津川下りをした時とは又違う、雅な雰囲気を味わいながらの船旅である(*^。^*)


戻って来た舟とすれ違う事も↓


両岸の満開の桜を眺めながら、満開の時期に予約が取れた事に感謝(^o^)v
  

そして、この日にお花見に行こうと決めてくれた大阪のお友達については、本当に" 持ってるナァ "と感心してしまった👍
何故かと言うと、昨年の桜の見頃が4月の第一週の週末だった事もあり、2月に予定を決めるにあたり、私は4月6日にしない?と提案していたのだ。


でも、お友達が31日にして欲しいと希望したので、彼女に合わせてこの日になったと言うわけf(^^;

当初は、時期が早くて桜が咲いてなかったらどうしよう、、( ´△`)と、心配していたのだけど、蓋を開けてみたら今年は桜の開花が早くて、見事に見頃の時期となっていた👍
私が提案していた4月6日に予約していたら、桜はとっくに散っていて残念な十石舟めぐりとなっていた筈である💦


私がお友達に、「スゴい先見の明だよネ(^o^)v こんな綺麗な満開の桜を眺めながら十石舟めぐりが出来るのは、○○さんのお陰だよ👍」と言うと、「そんな事ないよ、私は雨女やねん。でも、今日もそうやし、ユッコさんと一緒の時はいつも晴れてくれるから、私の方こそありがとうやわ🎵」なんてお互いに感謝し合って喜びを分かち合う(*^▽^*)


名古屋の親友や地元のママ友達もそうなんだけど、彼女達と一緒にいると何故かラッキーな事が多くて、スムーズに物事が運んでくれる👍

中には、この人といるとパワーを吸い取られてイヤな目に遭うなんて言う人も職場とかにはいたりするから、相性なのかも知れないが、私は本当にお友達に恵まれて幸せだなと思ってる(*^。^*) 


真正面からの様子がこちら↓


相性が良いと言うのは、大切な事だと思う。私のお友達は皆、一緒にいると相乗効果が働くのか、楽しい事や嬉しい事が倍増してくれるのだ🎵

もうこんなに綺麗な新緑になっているスポットも🌠桜とのコラボも素敵だった👍


ここの桜の美しかった事❗


そろそろ折り返し地点となる↓


往復するので、両岸の桜を眺める事が出来るところが有難い(*^。^*)


平安神宮の赤い大鳥居も↓


そう言えば、昨年は主人と平安神宮にお花見に行って宮本亜門にも遭遇したなぁ✨
あれから一年。ホントあっという間に時は過ぎる。


ウカウカしてると、見逃してしまう事や出来なくなってしまう事もこれから先はあると思うから、林先生の「いつやるの?今でしょ❗」は、絶対正しいと私は思ってる。


まだまだ桜の時期の京都を制覇していないけど、この2年で私が訪れた感想では、蹴上インクラインや十石舟めぐりのある岡崎周辺の桜は本当に素晴らしいと思うo(^o^)o

特に平安神宮の桜は私的には一番なので、是非京都でお花見をするなら、十石舟めぐりと平安神宮の桜はオススメしたい名所である👍
平安神宮についての過去記事はこちら


私達は、十石舟めぐりで満開の桜を堪能した後、南禅寺に向かった🌸続く。


京都・岡崎「十石舟めぐり」については、こちらを参考にしてネ

京福電鉄・嵐電で、" 桜のトンネル "を潜って来た🌸

2018-04-07 08:30:00 | 観光・オススメスポット(京都、他県)
一年に一回の京都の桜を見逃すまいと、先月末に高熱を出したにも関わらず、強硬にお花見に行ってしまった私(^_^;)))
その代償は大きくて、三重に帰って来る頃には喉の炎症が悪化して声が出なくなってしまった💦
(写真は、最初に見に行った醍醐寺のピンクの桜↓)


自業自得だから仕方がないのだけど、久々にたちの悪い風邪を引いちゃったのか、はたまたマスクを忘れて出歩いてたから黄砂やヒノキ花粉の影響を受けちゃったのか、未だに喉の炎症が酷くて声の調子も戻らないままなのだ、、トホホ(/_;)/

と言う事で、新年度が始まって毎日業務に追われてヘトヘトになって帰宅している事もあり、このところすっかりblogを書くのをサボってしまっている私f(^^;

京都でのお花見ネタを時系列に書ければ良いのだけど、色々と下調べも出来てない状態なので、ちょっとスキップする事にして、4月1日の日曜日、息子のマンションから家に帰る前に嵐電電車に乗って「桜のトンネル」を見に行って来た🚎
嵐電の" 四条大宮駅 "がこちら↓


本当は、桜の時期のたった三日間だけ、しかも夜の18:30〜20:30の間だけ限定でライトアップされていた金曜日か土曜日の夜に見に行きたかったのだけど、寒かった事もあり体調を考慮して断念したのだ( ´△`)
なので、後で後悔しない様に、せめてお昼間の桜のトンネルを見に行く事に👍
こちらは、夜の四条大宮駅の様子↓


嵐山本線の始発駅・四条大宮駅を出発し、帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅で金閣寺方面の北山線に乗り換えるのだけど、北山線の電車にはこの時期に合わせてこんな素敵な桜のイラストが🌸


帰りに乗った嵐山線の電車がこちら↓


北山線に乗り換え、3つ目の鳴滝駅から宇多野駅の間の線路の両脇には見事な桜並木が続いており、「桜のトンネル」と言われていて、この時期桜の名所となっている。

ラッキーな事に電車に乗り込んだのが早かった私は、運転席前のベストポジションを確保出来た👍
鳴滝駅が近づくにつれ、桜のトンネルを見に来た乗客で電車は満員状態に(*_*)

そして、待ちに待った鳴滝駅を出発すると、こんな風景が🌸


動画にもバッチリと録る事が出来、満足した私は桜のトンネルが終わった宇多野駅で下り、四条大宮駅に引き返す事に(^^)v
宇多野駅がこちら↓


「桜のトンネル」がライトアップされる期間はたった三日間(金土日)で、毎年桜の満開の時期に合わせて決定されるとの事。
丁度私が京都に向かって電車に乗っていた金曜日にスマホでその情報が飛び込んで来たので、本当にギリギリに決定されるらしく、地方から来る場合は予定が合えばスゴくラッキーと言うわけなのだ👍

社内灯が消され、「桜のトンネル」に差し掛かると速度を落として走行してくれるので、車窓から闇に浮かぶ夜桜をゆっくり眺める事が出来るらしい🌠

夜の「桜のトンネル」も幻想的でさぞかし素敵だろうなぁ、、
今回丁度私が来ている日にちにライトアップされていたにも関わらず、見れなかったのが悔やまれて仕方ない( ´△`)
だけど、こうやってベストポジションでお昼間の「桜のトンネル」が見れただけでもいいか(*^。^*)なんて、帰りの電車を待ちながら自分自身を納得させていた私。

帰りの電車では、今度は車窓から桜並木を堪能🌸


短い時間だったけど、電車から見る桜も本当に綺麗だった(^o^)v


この桜のトンネルが見れただけでも幸せだ🎵
来年は夜の桜のトンネルが見れれば良いな(*^。^*)
何て言ったって、四条大宮駅のすぐ近くのマンションに息子が住んでいるからこその特権だもんね(^^)v


風邪をこじらせようが、声が出なくなろうが一年に一度の京都の桜には代えられないと思ってしまう、懲りない私なのだ、、

「花灯路 東山 京都 2018」に行って来た(*^ー^)ノ♪

2018-03-12 22:22:00 | 観光・オススメスポット(京都、他県)
2月8日の夜から京都入りした私🚋
お天気が雨マークだったので、今回は行くのをやめようかとも思ったが、主人の職場の人へのホワイトデーのお返しも買わないといけなかったり、他にも用事があったので思いきって行く事に。

この夜の京都タワーは珍しくグリーンだった↓


三重を出る際には風も強く、どしゃ降りに近い雨だったのに、京都に着いたら雨も上がってて、「晴れ女健在かも〜」なんて嬉しくなってしまった(*´∇`*)
ただ、寒の戻りとやらで真冬の様な寒さだった為、春の装いにしていった私は余りにもの寒さで凍えてしまいそうだった(>_<)

翌日の金曜日も時折小雨がパラついていたものの概ね曇りで出歩くにも支障もなく、思いきって来て良かったと思った(^o^)v

息子のマンションの掃除やらお洗濯を済ませた後、「第52回京の冬の旅」で普段は非公開文化財が特別公開中の妙心寺を拝観し、夕方からはこの日から始まったお目当ての「花灯路 東山 京都 2018」に行ってみる事に🌠

昨年の12月にも嵐山で開催されていた花灯路に行ってみて綺麗だったので、今回の東山地区での花灯路も楽しみにしていたのだ🎵
と言う事で、先ずは八坂神社と円山公園に行ってみた(^^)d
祇園側にある八坂神社の西楼門がこちら↓


西楼門の前に置かれてあった花灯路↓


神社の中を通り抜け、南楼門の先まで行ってみたら、道路沿いには綺麗に花灯路が並んでいた↓


八坂神社の南楼門がこちら↓


裏側では特に何もイベントの様な催しもやってなさそうだったので、又八坂神社の境内に戻って円山公園に行ってみる事に。
八坂神社から円山公園に行くまでの道には、「栗田大燈呂」があった🌠


「粟田大燈呂」は、粟田神社で毎年十月に行われる" 粟田祭 "で巡行されている物なんだそう。青森の「ねぶた祭り」がルーツではないかと言われており、2012年から東山花灯路に参加しているのだそうだ。
" 導引地蔵 "がこちら↓


" 導引地蔵 "の反対側↓


今年の干支の" 戌 "もあった↓


「蹴上 源義経」がこちら↓


反対側の馬がこちら↓


" 海の三女神 "がこちら↓


"能の小鍛治と稲荷 "がこちら↓


ねぶた祭りは見た事がないが、この粟田大燈呂でも十分迫力があり、見応えがあった👍

粟田大燈呂のその先を進むと、円山公園の入り口には、昨年の嵐山の花灯路でも飾られていたいけばなもあり、綺麗だった(*^。^*)


このいけばなの後ろには有名な垂れ桜があり、垂れ桜の開花が楽しみだ🌸


寒い中、子供達が元気に合唱している姿も↓


円山公園の駐車場に続く道の両脇にも花灯路が飾られていて、幻想的だった↓


円山公園では、今回も京都いけばな協会が主催する「いけばなプロムナード」により、いけばなの作品が展示されているコーナーもあり、沢山の人が写真を撮っていた↓


作品の数々がこちら↓


個人的に目を引いた作品の一つがこちら↓


こちらの作品も迫力があり、綺麗だった↓


少し早いが、桜のいけばなも↓


赤色はやはり暗闇でも目立っていた↓


円山公園の中もライトアップされていて、多くの人で溢れていた↓


円山公園の先にも、ミスユニバース達が無料でお酒を振る舞っているコーナーやライトアップされている知恩院や青蓮院門跡等の見処もあったのだが、とにかくこの日は本当に真冬並みの寒さだったので、足を延ばすのは断念する事に💦

幻想的で京都らしい花灯路で灯されている夜の東山を散策してみるのも、又違う京都の魅力を発見出来ると思う(^^)d

「花灯路 東山 京都 2018」は、3月18日の日曜日まで行われているよ👍


2017.12月の回想記⑥「京都 嵐山 花灯路・嵐山の名園 大河内山荘」

2018-02-06 22:44:00 | 観光・オススメスポット(京都、他県)
2017年の12月15日、京都の嵐山 の花灯路を観に出掛けた私は、ライトアップされた竹林の小径を抜けた後、前から行ってみたかった「大河内山荘」のライトアップを観に行く事に✌️
正門前の入り口がこちら↓


大河内山荘は、小倉山の桂川(保津川)に面した麓にある、映画俳優だった故大河内傳次郎【おおこうちでんじろう】の邸宅である。
30年と言う年月をかけて少しずつ造り上げ、完成したのが今の大河内山荘なのだそうだ。

正門を入って直ぐの受付を通り過ぎ、邸宅に入って行く入り口がこちら↓


暗いので、周りがよく見えなかったのだけど、緩やかな上り坂を歩いて行く↓


すると木々の上に傳次郎が1941年から晩年まで過ごした大乗閣に続く中門が見えて来た↓


頑丈な木で出来た中門がこちら↓


大乗閣がこちら↓


大乗閣は、寝殿造、書院造、数寄屋造に日本の伝統的な民家の様式を複合させた独特の意匠の建物との事。


その前には芝が植えられた広場が広がっていて、周囲にはモミジ、サクラ、マツなどの高木が植えられ、軽快な感じの空間となっているらしい🌠
春や秋の季節のお昼間に来てみたいもんだ(*^。^*)

また、大乗閣前からは遠く東山や比叡山が眺められ、振り返ると背後には嵐山の景観が⛰️
東と西の山並みが同時に眺められるという、珍しい構図となっているのだそう。とにかく、真っ暗でよく見えなかったのが本当に残念だった💦


大乗閣を後にすると、こんな石畳の小道が続いて行く↓
人工的と言うよりは、自然を生かした石で作られていて、その両脇の庭木の美しさとのコラボレーションは暗闇の中でも際立っていた🌠


園路を進むと、白砂が敷かれ低いマツが植えられた枯山水のような空間の中に、仏像を安置した持仏堂が現れる。




ライトアップされたこの石畳の道のなんと風情がある事だろう🌠


それを過ぎると、次は一面にコケが敷き詰められ、落ち着いた空間の中に建てられた茶室・滴水庵にたどり着く。



庭の片隅に一定感覚で置かれている竹で作った灯籠が素敵だった👍






滴水庵を眺めながらさらに園路を上って行く。


石畳の両脇にも竹で作った灯籠が↓


とにかくロマンチックな空間で、こんな素敵なお庭をオバサン一人で歩くのって、何だか侘しく感じられるくらいだった^_^;


石畳の傾斜を登りきると、保津峡を挟んだ嵐山と小倉山のパノラマが展開する。


こちらには、ここから見える景色の説明が描かれている↓


このスポットには、若いカップルが何組かいた🌠
私も若い頃に戻りたいもんだf(^^;


大河内山荘の庭園は、回遊式借景庭園で、広大な敷地には数多くの松、桜、楓が四季を彩るのだそう🌸

そしてここは、古来からの名所という立地を活かし、嵐山の景勝を取り込んだ傳次郎の感性と、30年にわたる長年の工夫によって作られた名園そのものなのである。
生涯をかけてこれ程の広大で素晴らしい庭園を作ってしまうなんて、まさに男のロマンそのものだと思ってしまった👍

嵐山は京都の中でも別格だと、来れば来る程その魅力に引き込まれてしまう。
そんな素晴らしい場所の、これ程の邸宅に住めたらどんなに素敵な毎日を暮らせるだろうか、、
もしもここで、四季折々の草花を愛でながら老後を過ごせる事が出来たら…どんなにか良いだろうなぁ。


所在地:〒616-8395 京都市右京区嵯峨小倉山
TEL:075-872-2233
文化財:大河内山荘 中門・大乗閣・持仏堂・滴水庵(国・登録有形文化財)
料金:中高生以上 1,000円(抹茶付)、 小学生 500円
時間:9:00~17:00
駐車場:有り(20台、無料 バスは不可)
交通アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩15分、 京福電車「嵐山駅」下車、徒歩15分、 阪急電車「嵐山駅」下車、徒歩18分、 市バス「野々宮バス停」下車、徒歩10分