一関市の中を流れている磐井川が今回の地震の土砂崩れで
堰き止められている。その堰止湖の水位が上がってきているらしい。
東北地方も入梅し、一関地方でも雨が予報されている。現在は
未だ降っていないが、降ることには間違いないだろう。
堰止湖が決壊しないように、下流へ流す作業が昨日から始まっている。
我が家の近くの国道342線。土砂崩れで通行止めになっている。ここに
入っているバックホーが今朝移動して行った。多分、水を流す作業へ
行ったのだろう。
テレビのニュースで堰止湖でバックホー5,6台が作業をしている様子が
放送された。また、ポンプが据え付けられて、下流へ流す準備が整いつつある
ようだ。
今朝は霧が出たので、朝早くからはヘリが飛ばなかったが、日中になると
やはりヘリが飛んできた。今日は田んぼの状態でも見ているように感じた。
現に磐井川からの水が流れてこないのだ。現在は磐井川の支流の沢水
だけしか利用できない。量が限られているので、水不足になっている。
当地区には東北電力の発電所があり、その水の一部を利用して耕作している。
その発電所の水を溜める部分が壊れたことは聞いていた。前にも行ったが、お墓が
どうなっているか心配で行って見た。我が家のお墓は倒れてはいないものの
殆どの部分が移動して隙間が空いていた。大きいところで10cmくらい。
被害のひどいお墓は、石が倒れていた。被害の全く無いお墓もあったが、
それはまれ。殆どのお墓が被害あり。ひどい所は倒れていたり、倒れて
石が掻けていた。
そのお墓へ行く途中に、発電所がある。丁度電力の社員が居たので、
状況を確認して、こちらの状況も説明して、水不足で困っていることを
伝えた。後から担当部署から電話させるとのことだったが、今のところは
来ていない。
6/20昼頃電話が来ました。内容は水路や貯水槽が壊れている。水を通す予定は
全く分からない。我が地区以外にも発電所の水を利用している地域があるが、
そちらには説明をしたとのこと。水路の長さが1.2kmくらいしかないので、ホースまたは
パイプを今の水路に仮に設置しても水を引いたらどうかと言ってみたが、無反応。
こちらとしては水を使わないと足りなくなることを、強調した。