14は島本さんが、「ロビンズネスト」に、何故か雨の降る夜に訪れるところから始まります。始の気持ちは、島本さんへ移っているので、彼女がハジメと一緒に、昔聞いていたレコードへリボンを掛けてプレゼントしたことから、急展開します。
ハジメの持っている箱根の別荘へ行って、レコードを聞かないかと誘います。BMWで130から140km/hのスピードで、箱根に向かいます。「国境の南」は曲名でしたが、「太陽の西」は、違いました。ロシアの農夫が、朝から晩まで畑作業をするわけですが、突然、西に向かって歩きます。よく意味がわからないのですが、それで命が尽きていく。
「ロビンズネスト」、「スタークロストラバーズ」は共に曲名でした。本によれば、「スタークロストラバーズ」は、不幸な星の下生まれた恋人たちということで、「ロミオとジュリエット」のことなんだそうです。
島本さんとハジメは、ハジメの別荘で一夜をともにするわけですが、ハジメはすべてを捨ててしまう覚悟をするわけですが、島本さんは翌朝目を覚ますと、プレゼンしたレコード共に、消え失せてしまいます。今までは、島本さんは、「暫く会えない」などまた来るようなメッセージを残していましたが、今回はまるでなし。もう物語も終わりに近づいてますので、どうなりますか?
一体島本さんとは、何なんでしょうか?ハジメの作り出した、幻影か?それとも高級娼婦?このまま分かれることが出きれば、ハジメは道を踏み外さないで済みます。
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