ふろしき王子功

あたらしくて
かっこいい
風呂敷のつかい方を
伝えあるく、
横山功のページ

高円寺のいいところ。

2009年02月12日 01時50分10秒 | 日記
今日は祝日で、
そうでなくても
水曜日は彼女が休みなので
どこかへ出かけよう。
友達が今日まで高円寺で
作品の展示をしているって。

午前中は家で絵を描いていました。
芥川龍之介さんに続いて
文豪シリーズ?で
坂口安吾さんを描きましたが

何か、彼の気迫を帯びてない。
僕は彼の写真は何度も見ているけど
肝腎の作品をちゃんと読んでいない。
それで、まずは代表作『堕落論』を読んでから
再び描くことに決める。

孔雀の絵も描きましたが
これも実物を見たりもっとよく知って
思い入れを深めて描き直そうと思った。

お風呂に入ってから
彼女が焼いたお好み焼きを食べました。
高円寺に行く前にちょっとテレビを回したら
「家政婦は見た」
何となく見たら氣になったので
録画して出かけました。

高円寺は中野の隣りで
うちからでも30分ちょっとで着きます。
友達は編み物作家のかやのゆりさん。
色鮮やかでとっても素適な帽子などを
展示していました。

終了近くに着いたので
一緒に出て、お茶する店を探しました。
いくつか見て
最も味がありそうな氣がしたのが
「apartmentと」いうカフェ。
北口の、純情商店街の並びの横丁の
2階にあります。

看板には特に説明が無いけれど
手足が勧めるので上がりました。
まず入口で靴を脱いで上がる
アットホームなお店。
店主の若い女性も氣品あり。
興味を惹く本たちも。

僕は蓮茶。
彼女は豆乳オレと小豆と黄粉の和パフェ。
かやのゆりさんはカフェオレとかぼちゃのお菓子。

彼女はカフェ探訪とか大好きなんだけど
僕は一応アンチカフェ
(反抗的だけど氣にしてる)なので
よく
「カフェは中身は大したことないけど
 雰囲氣で格好つけてお金を取る」とか
「木と落ち着いた音楽と柔らかい灯りがあれば
 君たちは騙される」
「自分の家が散らかっててやだから
 カフェに駆け込んで来るんだ」
なんて言ってて、さらに
「冬なのに冷たい水出すし」
と意地の悪い見方をしたりするんだけど

今日のカフェはとてもよかったです。

靴下で上がるし、全体的に和むの。
そこに、店主の氣品、メニューの優しさ
心ある音楽、味のある本たち。
この空間にいて、穏やかな氣持ちや
新しい発想が時めくんだ。

そして、新たに
かやのさんの作品の編み物を
モチーフに絵を描いて
一緒に展示しようとなった。

カフェを出てから、
行きに氣になっていた
ベトナム屋台料理の
「チョップスティックス」というお店へ。

席がいっぱいでしたが
半年くらいフォーが食べたかったので
散歩したりして待ちました。
化学調味料無添加にも惹かれました。
ベトナムの素材による
妙なるハーモニーを感じたい。

寒風の中待ったフォーは
美味しく薫るベトナムを
僕のDNAに注いでくれました。

こうして、高円寺に
2つのヒットスポットを得た
嬉しい日でした。
帰宅して「家政婦は見た」の
録画を見ました。


最新の画像もっと見る