ふろしき王子功

あたらしくて
かっこいい
風呂敷のつかい方を
伝えあるく、
横山功のページ

むすんでひらいて♪

2009年08月12日 23時00分36秒 | ワークショップ案内
きょう、鐘ヶ淵のカフェ「エフォート」で
ふろしき使い方ワークショップをしました。
青い麻のひとえの着物で参りました。

今日から夏、ってかんじですね。晴れてて。
でも日は徐々にみじかくなってる。

はじまりはみなちょっと緊張している。
今までは、緊張をほぐすには体をうごかすのがよいかと
すぐに風呂敷を結びはじめていましたが

それも自然ではないので
名前と住まいの簡単な自己紹介を一巡します。

「京都からきました、○○です」
「すてきですね、京都って暑いけど、京都だから許せます」
1人ずつコミュニケーションをとるうちになごみ、
力まずにスタートできる。

雑談はたのしいのです。
本当はずっと話しててもよいのですが
風呂敷をせずに終わってしまうので
パチッとはじめます。

きょうも、あっという間に
めでたく仲良く終了しました。

ワークショップは新鮮な感動で盛り上がりますが
本当の歓びは、日々つかう中での体感です。
10年の間、ボランティアに近かったり
500円だったり1000円だったり、お土産付き、などなど
色々と変わりましたが
現在やっと、1人2000円(子ども1000円)に落ち着きました。
段取りやメニューも洗われて、最後に試験もしています。

風呂敷をきっかけにみなで心からたのしい時間をすごし
終わってみれば一生ものの技が身についている。

人がすき。目の前の。
ふろしきを結んだりひらいたりしていると
無心の子ども心が大人バリアをとる。
その顔がすき。
みな子どものときがあった。
赤ちゃんだった。
その体は無数のお米たちからできている。
愛さずにいられるものか。

夢ひらく鍵は、
頭にコントロールされる思いではなく
無条件の笑顔。
そのとき
私もあなたも森も川も海も風も
ひとつになって、花がさく。