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「時宜にかなった言葉は,いかにも麗しい」 ~聖書

2020年04月10日 | 日記

 


「時宜にかなった言葉は,ああ,何と良いものであろう」
聖書(箴言・格言 15:23)


人を褒めることが,褒める側にも褒められる側にも良い影響を与えることを知っていると,ふさわしい時に適切な褒め言葉を述べるようにできるだけ努力したい,という気持ちになるでしょう。
「あなたの手に善を行なう力があるとき,求める者に,それを拒むな」。
(箴言・格言 3:27)


適切な褒め言葉は相手に自信を持たせる。
「褒められると,自分のことを信頼し,信じてくれていると感じます」。

聖書の箴言にある次の言葉はいかにも真実です。
「適切な時に話される言葉は,銀の彫り物の中の金のりんごのようだ」。
(箴言・格言 25:11)


褒めることは人を励まし,やる気を起こさせる。

褒められると,きずなが強まる。純粋な気持ちで褒めるのは思いやりを示すことであり,温かさや安心感や感謝に満ちた雰囲気を作り出します。



褒めようとすると,人の良い点が見えてくる。

「他の人がしていることに感謝を抱くと,人を褒める機会が多くなります」。

子どもたちのことも褒めるべきです。
残念ながら,親たちの中には,子どもへの要求はすぐに口にするものの,敬意を払い,従順であろうとする子どもの努力はあまり褒めない人もいます。

幼い時によく褒められる子どもは,自分が望まれていると感じて安心感をはぐくむ場合が少なくありません

確かに,他の人を褒めるには努力が要りますが,そうすることには多くの益があります。
事実,褒めるにふさわしい人を褒める点で目ざとくあれば,そのことから得る幸福感も大きくなります。
「わたしは,このように労苦して弱い者たちを援助しなければならないこと,また,主イエスご自身の言われた,『受けるより与えるほうが幸福である』
との言葉を覚えておかなければならないことを,すべての点であなた方に示したのです」。
(使徒 20:35)




褒める時と褒められる時の正しい態度

しかし人によっては,褒められることがある意味で試みとなる場合もあります。
「るつぼは銀のため,炉は金のためにあるように,他人の称賛によって人はためされる」。
(箴言・格言 27:21)

例えば,誇りの傾向を持つ人に優越感を抱かせることがあります。
「誇りは崩壊に先立ち,ごう慢な霊はつまずきに先立つ」。
(箴言・格言 16:18)

ですから,注意するのは良いことです。使徒パウロは次の堅実な訓戒を与えています。
「あなた方の中のすべての人に言います。自分のことを必要以上に考えてはなりません。むしろ,神が各々に信仰を分け与えてくださったところに応じ,
健全な思いを抱けるような考え方をしなさい」。

(ローマ 12:3)
「わたしに与えられた恵みによって,あなたがた一人一人に言います。自分を過大に評価してはなりません。むしろ,神が各自に分け与えてくださった信仰の度合いに応じて
慎み深く評価すべきです」。

(ローマ 12:3)


他の人が自分のことを考えすぎるわなに落ち込まないように,頭の良さとか容姿の美しさなどに注目した言い方をしないほうが賢明です。
むしろ,りっぱな行ないに関して人の努力を認めるのが良いでしょう。


正しい精神を抱いているなら,褒め言葉は,それを述べる側にも受ける側にも良い感化を与えます。
そしてわたしたちは,自分の果たせたどんな良いことについても,どれほど神様に依存しているかが分かってくるでしょう。
また褒め言葉は,引き続きりっぱに行動しようという励みになります。


誠実で,適切な褒め言葉は,わたしたちのだれもが差し伸べることのできる贈り物です。

思いやりをこめてそれを人に贈るとき,受ける人には,こちらが考える以上の意味を持つことがあります。