「星」
本当は覚えていない星空も綺麗だったと信じていたい
「連歌会」
新しく恋するために泣いておく時計の針を独り戻して
「電・即詠」
いつの間に取り替えられた電球のオレンジ色に守られている
「夏の訪れ」
明日からプールだねって園児らの瞳キラキラ夏が始まる
「携帯電話」
アドレスを変えたの私の方だけど胸の痛みは君のせいだよ
「海」
友情を越えられなかったあの夏の海の青さは唯一の救い
「稲光」
稲光気付かぬように胸の中幼子二人を抱き締める夜
「警報・即詠」
警報が今出ています大号泣貴方の胸を貸して下さい
「連歌会」
加速度を付けてく恋に追いつけず迷いの中でリンゴをかじる
「新聞・社会面」
また今日もどこかで誰か殺されてそれでも同じ私はここに
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます