犬小屋の中へ

M's FORMATの更新情報や
制作日誌、映画やイベントのコラム、
身もふたもない情報を提供します。

第2回「それいけ!おやぢのできるまで」後編

2004-12-19 22:51:01 | 雑談
こんばんは。もうすぐクリスマスですね。そういえば俺はチキンライスでいいや..って歌の中に、七面鳥はやっぱり照れる...て歌詞がありますけど、そんなに世間一般に七面鳥って出回ってるんですかね?
とりあえず前回の続きで、おやぢのできるまで後編です。前編は前回のログにあります。
<おやぢ初のネットデビュー>
ネットデビューはこの個人HPからではなかったのです。2000年春頃、通っている剣道の剣友会内で、ホームページを作ってほしいとのお話があり、はじめて見よう見まねで作ってみる事にしました。今からもう4年前の話です。その中のイメージキャラクターとして、剣道の先生にも似ている事も手伝って、また「おやぢを使ってみよう」と企みました。剣友会掲示板内ではなんと、おやぢが直にお話の相手をしてくれるという展開も!剣友会内で「あのおやぢって、いったい何者なんだ!?」「正体は○○さんでは?」という噂がたち....。一人、ほくそ笑んでました。
また、問題を起こした責任を取って掲示板内でおやぢが頭を丸める、というハプニングも...(写真参照)。結局その後もずっと、...坊主のままでした。
他にも、おやぢの住んでいる隠しページを作って、見つけた人にプレゼントを送ったりと、イベントも盛り込みました。残念ながら現在そのHPは閉鎖してますが、なかなか盛り上がりを見せました。

<そして...おやぢが動き出す>
そして2002年、個人HPを立ち上げ、現在に至った訳です。犬小屋シリ-ズもそうですが、おやぢシリーズも考えついてから随分長い時間を経ています。
こんな事をつらつらと書くのも、なんか自己満足の世界ではあるのですが、時間が経とうと自分のキャラクターに愛着を持ち続ける事はとても大切なのではと思っています。社会からみたらほとんど、価値のある事ではありませんけど。
以前、作家の井伏鱒二さんの小説の中で、「山椒魚」という短編小説があり、その中で主人公の山椒魚は、確か岩の中に閉じ込められてしまいそのまま結末を迎えるのですが、20数年経った頃、山椒魚が出られるように展開を変えたそうです。なぜかと言うと、「20数年、ずっと出られなかったのが可愛そうだから」と答えたそうです。思い出せる範囲の話なんですが、それを聞いたとき、その優しさに妙に感動したのを覚えています。単なるお話として完結させたのではなく、井伏さんの中で、ずっとその山椒魚は生きていたんだなー、と。
最近妙に似たような漫画がある事を知って非常にショックを受けたんですが、だからといって止める訳にもいかないので、今後のおやぢの生き様を描いて行こうと思います。

本家ホームページ「M's FORMAT」
http://planet-m58.2.pro.tok2.com/本家HP

最新の画像もっと見る

コメントを投稿