犬小屋の中へ

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香港のコミックス事情 その3

2007-06-04 00:21:11 | 香港

前回にひきつづき、香港で購入した漫画をご紹介します。
「奇摩高校」



よく見るとこちらは台湾の作家が描かれた作品でした。しかし、同じ中華圏という事でご紹介しておきます。四コマ漫画形式で描かれています。日本ではみずしな孝之さんの漫画のような感じでしょうか、結構下ネタもあって絵も可愛いので内容が解らずとも、面白いです。RIVERさんという作家が描かれているようで、どうやら日本好き(哈日族)のようです。現在Yahooの台湾版(yahoo奇摩)で『OL蔡桃桂』を連載中。

「一年甲斑34號」


こちらは漫画ではなく絵本です。書店で見かけて非常にイラストのタッチが良かったので購入してしまいました。少年期の思いを水彩画で描いた非常に叙情性を感じる作品です。世の中に反抗心を持った主人公がカエルに乗って街をめちゃくちゃにするのですが、その後....。絵本とはいっても大人向けだと思います。

.....あとこちらはとある書店で見かけた一コマ。

これは漫画ではなくノベルですが、こんなところにも日本の影響が見えて取れますな。...ほら「パクリ」言わない!

前回紹介した龍虎門のようなカラーのコミックスはアメリカのマーベル・コミックスのように分業体制で製作されているようですが、やはり日本のように雑誌がたくさんあり、編集者が漫画家を育てると行った土壌がまだ確立していないようです。ここは日本がリーダーとなって、亜細亜全体のコミック文化を盛り上げて行って欲しいなと思います。て偉そうにいう事ではありませんが 次回は亀ゼリー特集です、なかなかアップできずにすみません。

またもしこうしたコミック系にご興味がある方は、香港、九龍島にある旺角あたりののショップを巡る、もしくは香港島の灣仔駅から歩いて10分ほどの東方188商場に行くと良いかと思われます。また香港コミックスが日本で購入できるHPを発見しましたのでリンクさせていただきました。

クリックすると幽玄導士と夢の中で


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Diane)
2007-06-04 05:03:16
~めちゃくちゃにするのですが、その後....。~その後どうなるのでしょうか?
ちょっと気になりました。

香港のマンガって、色彩が二昔前の日本のコミックみたいですね。
特に下の「鬼馬三人組」他3点。
一番上のマンガはタッチがとてもかわいいですね。

いろいろ絵を研究なさっているようですね。
こんな積み重ねが、「犬小屋シリーズ」のようないいアニメを生み出すんですね。納得。
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Unknown (Unknown)
2007-06-04 10:45:37
めちゃくちゃにした後・・私も気になります。とっても気になる。
この絵本は絵とか、黒板に書いたようなタイトルの文字がステキだし読んでみたいなあ。
maっちゃんは旅行で本とかマンガを結構買うみたいだから、帰りの荷物が重くて大変な事になりそうですねえ。
でも厳選して買えばそうでもないのかな?
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Unknown (あーまた忘れた)
2007-06-04 10:46:18
上記のコメント平井です。
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こんにちは (MATSUMO)
2007-06-05 12:05:02
Dianeさん
この話では、街をめちゃくちゃにした後、自分の過ちに気づくという設定になっています。幼年期のドロドロとした部分も描いていて非常に読み応えがありました。一番下の写真は見る人が見れば、すぐパ○リだと解ると思います、まあ解りやすくていいかなと思うんですが。

平井さん
無記入でも解ったので大丈夫ですよ~。あの本は広東語なので、言葉は解らないですが、香港の子供も大変なんだなとか、いろいろ考えさせられました。そう、帰りの荷物は毎回大変なんですよね。近年は自分用よりも、お客さんようのお土産が多いのが大変です。。
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