香港から日本へ

今週半ばに、帰国の途に着きました。前回のブログでは書きませんでしたが、訪問した国は香港。日本にはない街のパワーに圧倒されまくりの毎日でした。足を運んだ方は解ると思うのですが、香港はとにかくとんでもなく高い建造物ばかりで、日本では決してありえないような建て方なんです。とにかくどのビルも立地面積が狭い代わりにどこまでも高く高く、という感じで、アフリカ奥地に生息するアリの巣のような雰囲気といいましょうか。この地では地震がないから、という理由もあるようですが、万が一地震が起きたらまちがいなく大惨事になるのでは？と少し心配してしまいました。香港ならではの頭上に立ち並ぶ看板もそうですが、建物に関してはとにかく未知な印象でした
今回は九龍のあたりを中心にみましたが、香港の街角は街自体が呼吸をしている、一つの生き物のような印象がありました。日本の渋谷や新宿のそれとは明らかに違う街の息づかいを肌で感じます。

それから、マカオ（マカオは香港とは別の国ですが、カジノが非常にさかんな国です。フェリーで約50分ほどでたどり着けます）にも足を運んできました。そこで見たニュー・リスボアホテル（建設中）には驚きを隠せませんでした。見て下さい、この巨大さ！写真でみるよりも実物はより凄かった。

他のビルもかなりでかいはずなんですけど、それすらも小さく見えてしまいます。まさにバットマン等のアメリカン・コミックに出てくる「悪の巨城」そのもののような外観で、まだ建設中ですが、カジノとして機能する意味もあるのか、これから金ピカに塗られるようです。この形状、そしてホテルの位置する場所も風水によって意味付けられているようですが、日本人との感覚の違いもあるのか、かなり不気味な印象がありました。

ただ、やはり物価がかなり高いので（ホテルにしても日本の方がまだ格安かも）、長期滞在を考えるとかなり厳しいです。しばらく居着いてしまいたい位魅力的な都市なのですが......。それでも食べ物類は日本より安いのは助かります。毎日食事をした後、胃腸薬を飲んでは次の戦線に備えていました。これは4度の台湾旅行で身につけた対応策で、中華は油っぽい料理が多いので、これは意外にも効果的なんですよ。



食べ物よりは主食よりも王様のブランチのキャスターの如くスイーツ中心でしたが。またこちらのブログで、食べ物、DVD、小物等と順を追って簡単にご紹介していきます。5月中余裕ができればですが、「おやぢの香港探訪記」でも作ろうと思います。

あと夜にホテルに戻り、シャワーを浴びていると外から大きな騒ぎ声が。窓の外から見下ろすと、いつしかカンフー映画でみたような、グループに別れた集団同士の、殴るは蹴るわの大げんか。5分ほどして香港警察のパトカーのけたたましい音が...。そんな光景を目の当たりにして「うわ～、本場仕込みだ、こりゃ」と思った次第でありました

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