いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

虐待と思わずに使う道具

2018-12-13 | 犬に学ぼう♪ 犬を学ぼう♪

猫のお世話係のおじさんは、マンションの管理人さんをしています。

そこで、犬の吠え声と不適切な飼育が原因の苦情がでたそうです。

犬は小型犬(犬種わからず)で、飼い主は母親と二人暮らしの男性で

ほとんど家にいるそうです。

ところが、犬の散歩はせず、自宅テラスに出すだけ。

糞尿の片付けもしていない様子でにおいの問題もあり。

犬は年がら年中吠えていたそうですが…。

最近吠えなくなったと思ったら、なにやら変なものが首についていることに

おじさんが気づいたそうです。

おじさんは犬のことはわからないので、話の様子から私が想像するには

吠えると電気刺激があるか、またはガスがでる首輪を付けられていると思われます。

 

原因をすっ飛ばして、「吠えなければいい」「咬まなければいい」と

道具を使ったりトレーニングをしようとすれば、そこには無理が出てきます。

この飼い主もたしかに吠えなくなって、苦情がでなければ

自分にとってはよいかもしれませんし、ひょっとしたら周りの人もそれでヨシと

考えているのかもしれないです。

では、当の犬はどうでしょう?

飼い主への訴えはことごとく封じられ、犬としてのQOLはズタズタですよね。

この飼い主も「吠えなければ文句はないだろう」という気持ちでいるに違いなく、

この人の飼い方を変えるのはとても難しそうです。

意見されると逆切れするだろうとおじさんは言っています。

 

犬はその人の所有物であり、同意がなければどうすることもできない現状があります。

こういう場合、アニマルポリスならば、飼い主の飼育改善を求めたり

それができなければ飼い主から犬を合法的に引き離すこともできるんだろうなぁと思いました。

 

まずは、ショップがそういう道具を置かないようにしてほしい。

店員さんもお散歩しなくていいとか、吠えたらこれ、かじったらこれ…結構簡単に勧めますよね。

動物に関わる人たちにはもっと動物について学び、動物福祉について考えてほしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿