いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

自分がよければいい…では犬は暮らしにくい

2019-10-31 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
さて、今日はハロウィンですね。
渋谷ではお酒を売らないとかいろいろ規制がされていますね。
なんか「自分が楽しめば、他はどうだっていい!」っていうのどうよ?って。
サッカーワールドカップで選手たちのロッカールームがちゃんと整えられているとか
競技場のゴミをサポーターが片付けて帰るとか
みんな称賛していたじゃないですか?
そういうことが当たり前のようにできないのかな?って思います。


先日の愛犬教室のテーマは、
「公園にくる人みんなが公園散歩を楽しめる♪」ことで
飼い主さんたちがなにげなくやってしまっていることが
来園者の他の方々に問題とされてしまう。
犬連れ同士でも同じことがいえると思うのですが、
他の方に対する配慮のなさが、犬の暮らしを窮屈にしてしまう。
…そんなことに気づいてほしいなぁという気持ちで開催したのです。

もちろん、ちゃんとお話を聞いてくれて
フレキシであっても伸ばしたまま歩くなんてことをしないように
気をつけてくれている方もいたのですが…。
フレキシを後ろ手に持って犬がどこに向かって行くのか確認もせず伸ばす、
この時間は他の犬との距離をあけるようにしてみましょうと言っても
たぶん聞いてない。
顔なじみでない犬にも近づいてしまい、犬と飼い主さんを困らせる。
そんな方が毎年参加する常連だったりして…( ̄∇ ̄)

外で飼われているころと違って今はペットと飼い主の関係は近いし、濃いです。
どうしても特別感は強いとは思います。
うちの子が一番!それはいいのです。
私は、ペットは他の人に目くじら立てられない存在であれば
もっと暮らしやすくなると思っています。
かわいがられればなおいいですけどね。

Choco.が来たばかりのころ私はなにもかも一杯いっぱいで、
他の犬や飼い主さん、ご近所の方に対しても配慮できていなかったと思います。
Choco.が突進したり、吠えたりすることに対してごめんなさいとは言うものの、
繰り返してしまっていましたからね。
飼い主さんと親しくなってから、
「あの頃のChoco.は仲間内ではレッドカードの連発だったよ。」って
言われて身が縮む思いでした。
Choco.に距離を取らせたりすれば相手が安心できるし、Choco.も吠えずに済むと
知っていればChoco.ももっと早く受け入れてもらえたのになぁと今ではそう思いますね。

特に散歩する犬たちはいろんな人の目にさらされています。
お散歩マナーを守る(・ノーリードにしない・糞尿の後始末など)ことはもちろんです。
一般の方からの苦情が増えれば、「犬を公園に入れるな!」ということになり、
結果飼い主さんが犬の楽しみを奪うことにもなりかねません。
実際に、マナーが悪くて「犬入場禁止」の公園もありますからね。

犬は悪くありません。
飼い主さんの心がけ次第です。
たばこのポイ捨てなど、ヒトのマナー違反もありますが、
それらとケンカしてもよいことはありませんからね。

公園だけでなく、お散歩コースも同様です。
他人がいやだなぁと思うことにもう少し敏感になってほしいです。
自分の首を自分で絞めるようなことのないように!
小さな配慮の積み重ねは、きっと避難所への同行避難の対応も変えられるはずですから。


ツバキの花も準備始まる