いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

Choco.を知ること@小田原座学 ~20161123~

2016-11-30 | CDS主催: セミナー・座学・ワンラボ

勤労感謝の日、小田原でチャーリードッグスクール主催の座学に参加してきました。

動物の幸せ」がいつもサブテーマにあります。

問題行動についてのお話であっても…です。

動物=この場合は犬さんですが=は、

犬はもともとは社会性の高い動物で、争いを好まないのだ。

犬として当たり前な行動をしているだけなんだ。

社会化不足で知らない、わからないだけなんだ。

成長過程で当然通る道なんだ。

学びのスタートはそこからです。

これらを理解できると、ちがう道が開けてきます。

犬さんたちは私たちと暮らしているわけですから

私たち飼い主が犬さんのことを正しく学び、

ヒト社会で犬さんが安心できる環境を整えれば

ちまたで問題行動と言われるものだってわざわざ犬さんを痛めつけなくても

回避する手立てが見えてくるということです。

 

Choco.が吠えやすくて相手との距離を広く取りたいのは、

ビーグル×ミニピンという犬種の気質もあるでしょうし、

2か月で親と離された社会化不足に加えて

最初の飼い主に叱られるたびに手をつかまれていたこともあるでしょう。

吠えることで自分の安全を確保できた、手の届かないことで怖い思いをしないですんだ。

そういうことも学びの中から私たちは理解できるはずです。

犬さんの学習のメカニズムがわかったら

吠えなくても、近くにいても、飼い主の手も安心できるものに変えればいいのですから

今度は飼い主の出番です。

どういう飼い主だったら犬さんは安心できるでしょうか?

 

 

CDSで学ぶようになってからずっと続けていることは、

「名前」がChoco.にとってうれしいこと、ホッとする取り組みです。

たぶん叱られるときに連呼されていた「チョコ」という名前です。

来たばかりの時に呼ばれてビクっとした顔は忘れられません。

その気持ちを忘れるくらい名前にはいいことだけをかぶせるようにしています。
 
この取り組みは今日やったらあしたからバッチリというわけではありませんが、
 
Choco.の心の中のいやなことをじわじわと押し出して、空いた隙間にうれしいことを満たして
 
最終的にはうれしい気持ちで満タンにすることです。
 
これを安心の壺を満たすとCDSでは言うのですが、わかりやすいですよね。
 
そして、わたしたち飼い主は、犬さんにとって心の港でありたいですね。
 
犬を支配するのではなく、親が子どもを慈しみ包み込んで
 
いつでも大好きを伝え続けて犬さんの心を安心で満たしてあげることです。

私たちにはそれができるはずです。

もしまだの方は、今から始めてみませんか?


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