そうか、だから日本は世界で尊敬されているのか!/馬淵睦夫/WAC BUNKO/2015
元外交官、馬渕 睦夫による日本論の本。
意外だったのは、キューバ、ウクライナに関する記述だった。
キューバは、共産主義でモノには恵まれないが、それでも文化的な国家実現のため、カストロ首相以下、献身的な国家運営に務め、共産主義国家の大半が腐敗した特権的階層を生んでいるなかで、キューバの統治機構はそういう腐敗とは無縁であったとしている。
ウクライナについては、外国文学についてかなり分厚い教科書を使用。中でも日本文学、川端康成や松尾芭蕉について、日本の高校でも習わないレベルのことを教え、他文化への崇敬を通じて愛国心を涵養する教育方針なのだそうだ。そのウクライナ国民は、自分たちの国を美しい国、伝統を守り歴史に誇りを持っているそうである。
他にも、意外なことが書かれている本であるが、それもこれも著者馬淵睦夫の見識の高さゆえの所作ということになるだろう。
元外交官、馬渕 睦夫による日本論の本。
意外だったのは、キューバ、ウクライナに関する記述だった。
キューバは、共産主義でモノには恵まれないが、それでも文化的な国家実現のため、カストロ首相以下、献身的な国家運営に務め、共産主義国家の大半が腐敗した特権的階層を生んでいるなかで、キューバの統治機構はそういう腐敗とは無縁であったとしている。
ウクライナについては、外国文学についてかなり分厚い教科書を使用。中でも日本文学、川端康成や松尾芭蕉について、日本の高校でも習わないレベルのことを教え、他文化への崇敬を通じて愛国心を涵養する教育方針なのだそうだ。そのウクライナ国民は、自分たちの国を美しい国、伝統を守り歴史に誇りを持っているそうである。
他にも、意外なことが書かれている本であるが、それもこれも著者馬淵睦夫の見識の高さゆえの所作ということになるだろう。
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