洗脳広告代理店 電通 ドクター苫米地の脱「メデイア洗脳」宣言/苫米地英人/2012/サイゾー
電通という会社の成り立ち、戦後の闇、現在の影響力の源泉、マスコミとの相互協力関係などがバランス良く、一般論で書かれている。
バランス良く、一般論という意味では良書である。入門書ほどではないが、それなりの内容であることは確かだが、如何せん、突っ込み不足の感が否めないのも確かである。
電通という問題企業の影響力を削がなければ、この国の国家的発展と安定が望めないくらい、この企業はこの情報社会に君臨する巨人であることは認めざるを得ないが、どこに弱点があるのかくらいははっきり書いて欲しかった。
本の帯には、鋭く切り込んだとあるが、「電通が裏でどう暗躍し情報操作したのか」がまったく書いてない点は残念である。
我こそはと思わん方は是非挑戦いただきたいところである。
そうは言っても、敗戦後の電通の経営者の公職追放とその後に続発した不幸な出来事と関連づけて、電通の現役役員が恫喝されていたという推理部分だけは秀逸である。
是非、この部分だけでも一読いただきたい。
それ以外は、インターネット等で電通のことを調べている方におかれては、見出しで気になった箇所中心に、読めば十分と思われる。
電通という会社の成り立ち、戦後の闇、現在の影響力の源泉、マスコミとの相互協力関係などがバランス良く、一般論で書かれている。
バランス良く、一般論という意味では良書である。入門書ほどではないが、それなりの内容であることは確かだが、如何せん、突っ込み不足の感が否めないのも確かである。
電通という問題企業の影響力を削がなければ、この国の国家的発展と安定が望めないくらい、この企業はこの情報社会に君臨する巨人であることは認めざるを得ないが、どこに弱点があるのかくらいははっきり書いて欲しかった。
本の帯には、鋭く切り込んだとあるが、「電通が裏でどう暗躍し情報操作したのか」がまったく書いてない点は残念である。
我こそはと思わん方は是非挑戦いただきたいところである。
そうは言っても、敗戦後の電通の経営者の公職追放とその後に続発した不幸な出来事と関連づけて、電通の現役役員が恫喝されていたという推理部分だけは秀逸である。
是非、この部分だけでも一読いただきたい。
それ以外は、インターネット等で電通のことを調べている方におかれては、見出しで気になった箇所中心に、読めば十分と思われる。
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