奄美自然観察記

高のフィールドより

薄暗い林道脇で10数個体  ヤンバルヤツシロランか

2024-04-09 16:08:44 | 植物

知り合いからの情報で、ヤンバルヤツシロランと思われる菌従属栄養植物を観てきました。3日前に初めて観たのですが、昨日までずっと雨模様の天気で、薄暗く撮影は困難で、蕾も開いていない状態でした。今日久しぶりに晴れ間も出る天気で、半開きの花(写真1,2枚目)を見つけ、撮ることが出来ましたが、中の方はどうなっているのか、よくは写せませんでした。すでに実になっているものもいくつかあり、1~5個ほど付けていました。ハルザキヤツシロランよりは、花筒表面のいぼ状の白い斑点が目立つように思えたことや、実の数が多いことなどから、ヤンバルヤツシロランではないかと思われました。ヤンバルヤツシロランは、神戸大学の末次健司氏らによって2017年に沖縄本島から報告され、その後奄美大島や徳之島でも確認されています。また、6日に撮った写真には、花の所にジョウジョウバエのようなものが来ていました(写真4枚目)。受粉に関係しているのかもしれません。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

長くなりましたので、省略いたします。すみょうらん。

 

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