奄美自然観察記

高のフィールドより

ブータン横断の旅ー8  中央ブータン・トンサから西側のプナカへ

2019-04-23 23:14:52 | 鳥類






中央ブータン・トンサの高山帯から谷間を見下ろす(写真1枚目)眺めのいいホテルを早朝に出発し、標高を下げ「冬の都」と呼ばれた温暖なプナカへと向かいました。途中の川をいくつか渡りましたが、日本の援助と技術協力で造られたと記された橋(写真2,3枚目)をみることも出来ました。道路脇の休憩所からの眺めも、この一帯が高山帯であることが感じられます(写真4,5枚目)。






いくつの村には牧場などもあって、毛の長いヤク(写真2枚目)なども養われていて、そのヤクの長い毛を利用した織物なども盛んなようです。歩きながら毛糸を上手に寄り合わせて糸にしている地元の女性(写真3枚目)のお話も聞くことが出来ました。途中の道路脇にあるお土産店では、素晴らしい織物製品もたくさんあって(写真4,5枚目)、わたしも買いました。






眺めのいい野外で、スタッフの皆さんが準備してくれたテーブルに座り、ぜいたくな時間を楽しむことが出来ました(写真1枚目)。朝食もそうでしたが、私たちの先に行って準備してくれたり、片付けてくれるとても親切なスタッフの皆さん(写真2枚目)には、感謝の一言です。高山帯から次第に降りてきて、やがてプナカの街へ着きました。周辺の自然を観察したりした後、川の傍にあるプナカのお城・プナカゾン(写真3,4枚目)や、地元の人々で賑わう市場(写真5枚目)なども見学しました。







さて、これまで観られていなかった鳥で、今日観ることのできた野鳥たちです。上から、まず黄色のくちばしと長い尾が特徴のキバシサンジャク、その下が野外で朝食をとっていたときに上空を飛び回っていたアマツバメ、そして大きなベンガルハゲワシ。近くにいたモズ、木の実を食べにいくつかの群れで来ていたのはノドジロシマドリです。







上から、高山帯を下って行った途中にみたホシガラス、渋い色合いのノドグロヒタキ、赤いくちばしと白いアイリングや冠羽がかわいらしいチャバラカンムリチメドリ。大分下ったところの電線に止まっていたのは、ネパールハクセキレイ、以前奄美で1度だけ観たことのあるメンガタハクセキレイと違って、背中が真っ黒です。ブナカの川の近くにいたヤツガシラ、観ていると近くにもう1羽がやって来て、求愛給餌のため餌をプレゼントしていました。どうやらペアのようです。河原にいたカタグロツバメゲリは、犬に追い払われていました。

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