奄美自然観察記

高のフィールドより

1属1種の珍種 エダウチホコリタケモドキ

2007-09-22 17:12:49 | 菌類





森林下の腐植層に生えるエダウチホコリタケモドキ。ユーロチウム目
の1属1種の珍しいキノコで柄が枝分かれしていて、各枝に1個から
数個の子のう果をつけて房状になります。屋久島以南に発生する熱
帯性の菌類で、奄美の深い森ではたまに見かけるのですが、目立た
ないので見逃してしまいがちです。生態は不明な点が多いようです。

【島口バージョン】(キシゆむた)
山ぬしゃーぬくさたん地じめぇんエダウチホコリタケモドキ。ユーロチ
ウム目ぬ1属1種ぬむじらっさんナバあてぃいぬ枝分かれぃしゅてぃ、
ちいちじちぬ枝なんてぃ、いくちかぬ子のう果ばちきてぃ房々なとぅり
ょっと。屋久島らふぇぼてぇじあん熱帯ぼてぇぬバナあてぃ、島ぬ深
さん山なんてぃとぅきどぅきにゅんじゃが、目立たんかなにっききらん
たりしゅりょっと。きゃしゃんだっかなとぅんがぬ、あんまり分かとぅら
んあんべぇじゃ。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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すみません、削除してしまいました。 ()
2007-09-24 05:32:17
しらさん、キノコ大好きさん、
すみません、誤ってコメントを削除してしまいました。申し訳ありません。
しらさんのコメントは、確か根っこの先にセミか何かの幼虫がないかとのことでしたよね。今のところ、このキノコは夏虫花草ではないとされているようですので、昆虫類の幼虫はいないものと思います。(でも、直接根の先を見ているわけではないので、はっきりとは言えませんが。)
キノコ大好きさんのコメントは、今度根を見せてくださいとのことでしたよね。
何せちょっと遠いところの森ですので、今度見つけたときに根を観てみますね。
実現できたら、またアップしたいと思います。
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