奄美自然観察記

高のフィールドより

れんげ(陶製スプーン)のような形の花  コニガクサ

2019-08-14 15:46:51 | 植物




台風10号が近づいてきました。奄美より北側を通過しているので、風はそれほどでもないのですが、断続的に雨が降りました。昨日ですが、湯湾岳の林道脇にたくさんの群落をつくっていたのは、コニガクサでした(写真1枚目)。一見、トウバナにも似ているのですが、葉が濃い緑色で葉脈がへこんではっきりしているため、しわしわに見えます。小さい花は、最初濃い赤紫色(写真3枚目)をしているのですが、次第に薄茶色になっていくようです(写真2枚目)。唇形の花弁を観て、ラーメンなどのスープを飲むれんげ(陶製スプーン)や「小湊フワガネク遺跡」からたくさん出土しているヤコウガイのスプーンを思い出してしまいました。オシベが上から釣り下がるように付いているのが面白い。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
てーふ10号ぬ近ゆてぃきょうたが。わきゃ島んまにし方ばとぅうとぅんかな、かじやうかがしがれぃやあなんば、ちぎちぎあむぃぬ降りょうたっと。きぬだりょんば、湯湾岳ぬ道んぶちじ、いっぱいまぐんしゅたんや、コニガクサだりょうた(写真1枚目)。ぱっとぅ見、トウバナとぅだか似しゅりょんじゃが、葉ぬくいかん緑色しゅてぃ、葉脈ぬひっくどぅてぃはっきりしゅりょんかな、しわしわちにゃあれぃっと。いなさん花くゎや、初むぇくぃかん赤紫色(写真3枚目)しゅりょんじゃが、だんだん薄茶色なてぃいきゅんにししゅりょっか(写真2枚目)。唇にししゅん花弁ばにし、ラーメンきゃぬ汁ばぬみゅんれんげ(陶製ぬ匙)きゃ「小湊フワガネク遺跡」らいっぱいいじとぅんヤコウガイぬ匙ば思むぇじゃしゅりょうたっと。オシベぬ、うーら釣り下がりゅんにしくっかとぅてぃ、むじらさりょっと。

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