夜の林道を横切った鳥がリュウキュウコノハズクにしては大きいと
思いましたが、赤い目を見てすぐにオオコノハズクだと判りました。
オオコノハズクは奄美での繁殖は確認されておらず、冬季や渡り
の時期にまれにみることがあります。1996年には、与論島で一度
確認したこともあります。また数年前オーストンオオアカゲラの古
巣の中から入り口に首を挟んで動けなくなったオオコノハズクをみ
たこもありますので、意外とドジで面白い鳥かもしれません。
【島口バージョン】(キシゆむた)
ゆるぬ山道ば横ちとぅだんトゥリやマヤツクフにしやふぅっさや~ち
思うば、はーさんむぃばにしすぐだいばんマヤツクフ(オオコノハズ
ク)ち判りゅうたっと。だいばんマヤツクフ(オオコノハズク)や島な
んてぃやくぁなしゃりしゅんやにゃらんてぃ、冬や渡りぬ時期とぅき
どぅきしかにゃあらんあんべぇじゃ。1996年、与論島なんてぃ一回
にしゃんくとぅやありょうっと。また何年か前キーツィキャぬ古巣ぬ
中ら入り口ち首挟でぃどげららんなとぅんだいばんマヤツクフばに
しゃんくとぅぬありょんかな、割とぅあわてむんあてぃ、むじらしゃん
トゥリかもわからんど。
こんな鳥に出会えるなんて、すっごく羨ましいです。
私なんかこんな鳥に出会えたら、
それだけで1週間はずっとはしゃげますよ。(笑)
オオコノハズクは、奄美でも稀にしかみられませんが、しらさんのところよりはみる機会があるのかもしれませんね。奄美で見られるオオコノハズクは、ひうさんがおっしゃるように、多分南下してきた亜種オオコノハズクで、沖縄で繁殖している亜種リュウキュウコノハズクではないように思いますが、今後とも注意深く観察していく必要がありそうですね。
私としては首を突っ込んだオオコノハズクは
この後どうなったかが気になります。ビデオ撮影できたら面白かったかなぁ。
それは、あるキャンプ場の樹木での出来事でしたので、ちかくの管理人が巣穴にすっぽりはまった顔にアリがたかりだしたので、引っ張って助けたあげたときいています。巣穴に顔がはまっている状態の写真は、撮影していますが、その時は顔がはまって動けなくなっているとは気づきませんでした。ちょっと不思議な出来事ではありますよね。(笑)