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ロハ好き!

~地球と仲良くできるやさしい暮らし

いい年こいたオヤジたちの悪巧み

2005年05月19日 | NPO
河川浄化事業の始動を前に調整の日々は続く。
今年の目玉はなんといっても『葦舟』作りだ。
植物の葦と紐だけで作った船をヘドロが1m溜まった川に浮かべて
「ガハハ!」
と大笑いするなんとも馬鹿らしいがユーモアとロマンあふれる計画。
船が浮かぶのか、ヘドロに埋まるのかはそのイベントの最大のポイントで当日のお楽しみなのだが、それをどうやって浮かべ、どうやって撤収するかについては、綿密な計画と準備がいる。
なにせ水を吸った葦舟は300キロを超える。コンクリート護岸され、柵まで設けられた岸にどうやって持ち上げるのか?
クレーンで引き上げる方法や、鉄パイプを組む案など、オヤジどもが集まってああでもないこうでもないと盛り上がる。そんなときHパパさんのつぶやき。
「そりゃどう考えても無理だな。浮かべる用の舟と展示用の舟を二艘作って、川に浮かべたやつはその場で分解すれば?」
というと
「オオー」
と一同どよめきが起こった。そのアイディア、採用!
ということで、浮かべた葦舟は後日『解体班』が撤収することになり、進水式には鉄パイプで作った滑り台から降ろすことになった。
なんという乱暴で、豪快で、しかも目からうろこのアイディア!
そしてそれを採用してしまうオヤジたち!
こういうくだらないことにロマンを感じ、実行してしまうのは、NPOの特権である。
実行日は8月21日(日)です。
楽しみー!!

事務局の1日

2005年05月15日 | NPO
河川の浄化事業の準備、コミュニティガーデンの資料作成など、地味な作業で忙殺され、しかもブログに書くほどのことはなにもない悲しい休日。
事業が始まる前の段取り、特に日程表作りは手間がかかる。
多様なかかわりの中で事業を行うので、色々と『お伺い』を立てる必要があるのだが、その順番やタイミングが難しい。
大枠を決める役員レベルへの打診、実働する現場スタッフとの調整、学校、役所、議会などなど。
それぞれの理屈や都合や意見がある。すべてを聞くことはできないが、すべて聞かなければ協力も得られない。いつ、誰に、どのタイミングで、どんな選択肢の意見を求めるかによって、調整の作業量は大きく異なる。誰もが満足、とはいかないまでも納得し、意思決定に自分が関わったという主体的な意識を持ってもらうことが重要だ。この意思決定のプロセスをしっかりしておかないと、
「俺、しーらね」
とふてくされてしまうこともあるので神経を使う。
「報告・連絡・相談」というクモの巣にからまったハエのようにもがくのみ。
携帯・FAX・電話・メール・PCを使いながらやり取りするが、やはり最後は顔をあわせてのコミュニケーションになる。
○○小学校にいって担当先生にあいさつし、○○町会長宅に日程案を届け、役所の○○課と日程のすり合わせをする。変更事項を、再度連絡。その後○大学の学生と打ち合わせ、などなど。
その間つかう主な語彙は「ありがとうございます」「すみません」「よろしくお願いします」(少な!)
そして、ほとほと疲れて畑に帰ると
「はやく計画立てないと、こっちが動けないじゃないの!」
と現場スタッフから小言を言われる(涙)。
いやあ、調整役の終わりなき作業で、貴重な休日が終わった。
事業が動き出してしまえばあきらめもつくのに…。

終わってしまった私のGW

2005年05月06日 | NPO
GWが終わってしまった。
なんとなく、昼寝して、なんとなく畑作りして、DVD観てたら終わってしまった。
書かなきゃならない書類が6つもあったのに半分しか終わっていない。
ああ、俺は何やってたんだ、と学生時代に何度も繰り返し使った後悔の呪文を唱える。
今年のGWは天気よかったなあ、今日は雨なのに。そうだ、天気のせいにしよう。

養護学校で畑作り

2005年04月24日 | NPO
養護学校の先生から畑作りの相談を受けた。学校所有の畑があり、そこを活用して菜園を作りたいのだという。園芸療法的な効果だけでなく、生ゴミリサイクルなどを通じて家族を巻き込んだ取り組みにしたいとか。
200坪程度の畑は草ぼうぼうで先生は農作業経験も、生ゴミリサイクル経験もなし。まわりは「言ってくれれば協力するが」的で、本気なのは先生のみ。
「いやあ、厳しいなあ」
やりたいことと現実のギャップを聞くと思わずそうつぶやいてしまった。畑だけならできるけど、家族を巻き込み、教育的なところに落とし込み、環境にも配慮した、となるとなかなか難しいんじゃないかなあ、と。
「でもがんばります、アドバイスありがとうございます」
とどこまでも前向きな先生。偉いなあ。
そういえば私だってはじめは無謀な計画で、みんなに『無理だ』といわれていたっけなあ。ガムシャラに頑張ってきたのは同じだったなあ、と初心を忘れてずいぶん生意気なことを言った自分を反省したのであった。
「やっちまうかー、とはじめてしまうのが一番かもしれませんね。」
と、まずは畑でえさをつつく鳥の巣箱作りからはじめましょうとアドバイスすると、先生はニコッと笑った。
先生のがんばりを少しでも応援できればと思う。

報告書・応募等書類まみれの春

2005年04月17日 | NPO
NPO活動の報告書、応募、事業企画などの書類作成に追われている。休日もへったくれもない。
しかも次々と作らなければならない書類が出てくる。まるで春の虫たちのように。
今日も仲間が書類作成のためにPCがほしいというのでリユースPCの応募申請を書き上げた。
残っているのは、いまのところ4つ。これからあと3つくらい増えそう。過去のものを使いまわしできそうなものもあるが、ヘビーなやつほどダメだ。
「キー!」
と時々奇声を上げると、寝ているモカ次郎がビックリして飛び起きる。
4月と11月はなぜか忙しい。ただでさえ、現場が忙しいのに。
ああ、48時間ほしい。
僕の作業効率を高めてくれる頼みの綱のPCよ、お願いだから壊れないでくれ!

花いっぱいコンクール審査会

2005年04月15日 | NPO
今日は花いっぱいコンクールの審査会。
昨年は足立区で19団体中、16位と惨敗し、身の程を知らされた。
今回は計画を立て、レイアウトを研究し、万全の準備をした力作だ。
夕方、審査団がやってきた。スタッフはどきどき。
審査員のひとりは
「今回のチューリップは葉が素晴らしい!茎や葉を見ればみんなわかる」
と言ったそうな。これは期待できるかも?
私の予想順位は謙虚に15位だが、さて結果は?
9月のお楽しみ。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

すごかったレセプション

2005年04月14日 | NPO
いやー、すごかった、すごいレセプションに参加してしまいました。届いた招待状の紙質からしてただものでない雰囲気がありましたが、まさかこんなすごいレセプションだとは思いませんでした。
どう考えてもありえない状況でした。だって2メートル横にあの話題の○枝会長がいて、3メートル前に○○宮ご夫婦がいらっしゃって、まわりは聞けば誰でも知っているような会社の社長や会長ばかりだったんですから。まるで『とらわれた宇宙人』。
印象的だったのが、○池環境大臣が温暖化防止キャンペーンの話をはじめたとき、
「室内冷房を高めるためにノーネクタイに協力してください。でもこれってフジサンケイグループのレセプションで言っちゃダメかしら」
と某ノーネクタイ社長ネタを披露すると、私の2メートル横にいるあの○枝会長が
「ワシャシャシャ!」
と笑ってるんですから。それ、私この耳で聞いちゃいました。
スゲーと思いつつ、ただただこのありえない状況に感激していると
「ほら、お話しにいってみようよ、こんなチャンスないじゃん」
とのんきな妻は目の前の○○宮ご夫婦を見てささやく。
「おどれは黙っとけ!!あの方を誰だと思っとるんじゃ!」
とビビる私。
「だってこんな機会ないよ。私たちせっかく『招待』されたんだから」
と妻。こういうとき、女性は強いね。私は足が地に付いていません。意を決して○○宮様のところへ行き、キウイでヒートアイランド対策をしている話をしました。
「キウイがなんで効果的なんですか?」
「キ、キ、キ、キウイは葉が大きくて蒸散作用が高いんです」
「なるほどー、蒸散作用がねぇ、でもお世話がたいへんじゃないですか?」
「ち、ち、ち、地域のみなさんで協力しています」
と心臓停止になりかけながら答え、最後にはパンフまで渡してしまいました。
一生に一度ない経験だぁ、と私が浸っていると
「よし、今度は○池大臣のところだ」
と妻。
「おどれは何考えとんじゃー!」
と思いつつ、妻のリーダーシップについていく私。大臣に温暖化防止のロゴをホームページで使わせてほしいと、無謀な直談判に周りの秘書官の方々があせっていました。
ありえない状況でのありえない行動。
「まあ、今回は○枝会長との名刺交換はいいか、話といってもホリエモンのネタしか浮かばないし・・・」
とつぶやく妻。このたくましさはどこから生まれてくるのか?
私はこの人に一生ついていこうと決めたのでした。

ソトコト4月号に載っています

2005年04月01日 | NPO
ソトコト4月号『特集ソトコト的元気NPO大百科!』に紹介されました。
ずっと前のことだと思っていましたが、最近ブログでの記事を見つけたので思い出したように書いています。
ソトコト読んでいる人って結構いるみたいですね。
私も好きです。

いくつもブログやりすぎでしょ

2005年03月05日 | NPO
ブログをはじめてはや2ヶ月。面白いなあと思いつつ、色々と手を伸ばしているうちに3つもブログをはじめてしまった。もともと他にもNPOのサイト更新があり、このペースを維持するには寝る時間を削るか、ブログを統一するか、文章を書くスピードを倍にする必要がある。
…どれも厳しい選択だぁ。
ここ数日、このブログが手抜きになっているのは「NPOマネジメント」のブログを始めたからです。なかなか文章が書けずつまづいています。
NPOの運営についての中間支援的な機能は、欧米と比べて非常に欠けており、マネジメントの講座も、いまいち現場に即したものに出会えません。小さい規模のNPOや起業家が参考になるような具体的な情報提供ができれば、と思っているのですが、なかなか難しいですね、これが。
ブログの使い方を含め、もう少し勉強し、情報を整理していきたいと思っています。

都市景観デザイン助成制度で持続可能な川のイメージを

2005年03月02日 | NPO
デザイナーの方と打ち合わせ。
地元で行っている河川浄化事業の関係で都市景観デザイン助成制度を活用して、親水機能を備えた川のデザインを書いてもらうことにした。
市民がわいわいと川の浄化活動をするのはある程度まではいいが、中期的に取り組むには専門家によるビジョンを示す必要もある。
担当のデザイナーは郡上八幡などのデザインも手がけた川のスペシャリスト。理解が早く助かります。これまでの活動の状況や、子供たちの声、地域の声などを伝える。
来年度の活動は、別件での調査も絡める企画があり、うまくいけばこのデザインはかなり重要な価値を持つかもしれない。