Joseph Bowie : tb,conga,etc, Baikida Carroll : tp,fl-h,b,ds,cowbells,etc,
Charles Bobo Shaw : ds,woodblocks,gong,etc, Floyde Le Flore:tp,voice,etc
Oliver Lake : sax,flt,marimba,ds,etc
Blow Upも終了したこともあり、これからは日本人によるジャズにとらわれることなく色々
と紹介していこうと思います。15年ほど前、実家にあったジャズのガイド本を読んでて気にな
っていたレコードが今日紹介するレコードです。3年ほどまえにDisk Unionでみたときには
テンションがあがりました。ちなみにClub Playは全く不可ですから。笑
1968年ころ、セントルイスでミュージシャン、詩人、作家、劇作家、ダンサーなどを中心に
組織化されたBlack Artists Groupの73年、パリでのLive録音です。Black Artists Group
はArt Ensemble of Chicagoでも有名な AACMとも密接なつながりをもち、Free Jazz の
歴史を語る上で重要な位置を占めています。メンバーもこのサイトではおなじみの人ばか
りです。
Free Jazzの魅力の一つとして西洋音楽の系譜にはない楽器を積極的に取り入れ、これ
までとは異なる音楽を創造することがあげられます。民族楽器の静かでパーカッシブな展開
から一転して激しく即興演奏へと至るA面、様々な楽器が出せる音色を即興演奏に取りい
れ、最終的には激しいカオスへと到達するB面となかなか興味深い音源です。