DJ Chart 2009 08

DJサイトらしく今月からチャートでもやってみようかと思います。

とりあえず8月はアホみたいにレコード買ったんで10曲ほどPick Up。

１　森山威男　/　イーストプランツ

２　菊地雅章　/　ヘアピンサーカスのテーマ

３　Idris Muhammad / Stranger

４　山下洋輔　Kidnaping Blues Band / Wachin' The Ships Roll In

５　Pecker / Pecker Power Part 1

６　Bim Sherman / Missing You

７　Earl Zero / Home Sweer Home

試聴　http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=33:dnfpxx8hld6e

８　Phyllis Barnes / Black Cinderella

９　Triston Palma / Joker Smoker

試聴　http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=33:wc5wxcualdke

１０　Lord Finess feat. Roy Ayers /　Soul Plan

試聴もつけようと思いましたがほとんど残念ながらほとんどありませんでした。すいません。

１は最高のSpirtual Jazz。２も説明不要ですね。３は500円で捕獲、アーティスト買いで

ハズレ覚悟でしたが以外にカッコイイDiscoでした。４，５はPecker買い。５は卑猥な

歌詞にDubが面白いです。６－９はReggaeでRootsもの。〆はLord Finessと

Roy Ayersではずれなはずがありません。

　とてもClub JazzのDJとは思えないチャートです。Club Jazz　DJは参考にしないように。笑

　

佐藤聡明 / 太陽賛歌 / ALM

　佐藤聡明：ｐ

　えー、世間は選挙で盛り上がっていますが、行ってません。民主圧勝らしいですね。

小泉政権の負の遺産のせいで自民大敗。うーん、それを選んだのは前回の選挙なんです

が・・・。個人的にはいつものようにマスコミのシナリオ通り感漂っていたので、民意なんて

いえないくらい投票率をさげてやれーという理由で選挙には行きませんでした。笑

　まあそんな話はどうでよく、今回は和ジャズディスクガイドも発売されたことですし、和ジャズ

を紹介します。8月の岡山、広島旅行でGetしたブツです。

　日の丸のジャケが良いですねー。Jazzというか現代音楽というかといった感じですが、

音数少なく、Loopするフレーズにどんどん引き込まれていきます。ミニマルなテクノと同じ

雰囲気が漂っています。コジマ録音のレコードはなかなか見つかりませんが、音的に面白い

ものが多くてオススメです。

　

原信夫とシャープ＆フラッツ feat. Elvin Jones & Frank Foster / Giant Steps / King

  原信夫とシャープ＆フラッツ

　Elvin Jones : ds,　Frank Foster : ts、ss

　原信夫とシャープ＆フラッツがColtrane QuartetでおなじみのElvin JonesとFrank

Fosterを招聘した78年作。日本企画盤で意外と見ない一枚。残念ながら帯なし。

　シャープ＆フラッツ名義ですがElvin JonesとFrank Foster中心でBig Bandでありながら

BigBandっぽく聞こえないのが印象的です。Frank FosterのSaxが伸びやかなSpiritual

Jazz A-1：Simone、Jazz Funk BeatのA-2：Someone's Rocking My Jazz Boat

Coltrane Numberで有名なB-1　Giant Stepsなど聴きどころ満載です。なかでもB-2

質問が純邦楽を思わせるMelodyでこれぞ日本企画盤の醍醐味だなあ感じさせて

オススメです。落ちてたら安いので捕獲しましょう。

Subroto Roy Chowdhury Steve Racy / Explorations / Jazz Point

Subroto Roy Chowdhury : sitar ,  Steve Lacy : ss

Shibsankar Ray : tabla ,  Patricia Martin : tanpura

　今週末も相変わらずレコードにまみれていました。土曜はレコ堀でいつものように京都を

周り、夜はDo it Jazz @ Collageへ、日曜日は大津Parcoのレコショーで空振りにあい、

その後はSkaのイベントへと。年々買うレコード、行くイベントが増えている気がします。

もう30超えているんですけどねぇ。

　今回はSteve Lacyの変な一枚を紹介。なぜかインド音楽演奏しています。Sitar奏者

Subroto Roy Chowdhuryとの共演盤。正直、Steve LacyのSaxはどうでもよく、Sitarと

Tablaの音色がたまらない民族Spiritual Jazzでなかなか面白い内容です。

森山威男 / イースト・プランツ / Vap

　Takeo Moriyama : ds、　Hideaki Mochizuki : ｂ、

　Toshihiko Inoue : ts, ss、　Shuichi Enomoto : ts, ss、　Yohji Sadanari : per

　山下洋輔トリオで有名なドラマー森山威男の83年録音。アーティストからはFree　Jazzを

ジャケと年代、レーベルからダメフュージョンを連想させますがひじょーに格好良い

Spiritual Jazz満載のレコードです。

　A-1 East Plantsは哀愁メロディーとパーカスに酔いしれるSpiritual Jazz、A-2Take、B-1

KazeはFreeながらも日本人ならではの感覚が感じ取られ、B-3 Tookuはゆったりした

Spiritual Jazz　Numberでハズレなしの名盤です。一家に一枚Mustでしょう。