Eddie Louiss : org,p,marimba, John Surman:bs,ss
Daniel Humair:ds, Neils Henning Oersted-Pedersen
1970年8月18、19日に大阪万国博覧会のジャズフェスティバルで来日したEddie Louiss
の日本企画盤。レーベルななぜかMPS。ライナーによると当時のEddie Louissのマネー
ジャーがMPSでの録音を拒否しており、そのマネージャーがいない日本でなら録音ができ
るのではと考え実現したそうです。そのためMPSですが日本盤がオリジナル。このときの
録音では峰厚介も参加していたそうですが、統一感を考え残念ながらお蔵入り。
ここ最近のコアな生音のClubではどうもヨーロッパのJazz Rock、Progressive Rockへの
再評価が感じられますね。Spiritual Jazz → 和ジャズ → Jazz Rock、Progressive
Rockの音源掘りの流れかなーと思いますが。そういった視点からもオススメのレコード。
壮大なオルガンにアルトサックスのように聴こえるバリトンがぐいぐい突き刺さるJazz Rock
A-1 Our Kind of Sabi、軽快なMarimbaが心地良いA-2Zafe Ko Ida、John Surmanの
Sopranoのメロディーが印象的なSpiritual Jazz Tune B-1 Song For Martine、Eddie
LouissのOrganをたっぷり堪能できるJazz RockB-2 Out of The Sorcellery と全曲
最高の一枚です。