今週ご紹介するのは、リカルド・マレーロ『A Taste』。
いわゆるレア・グルーヴですが、これはなかなか良いですぞ。
リカルド・マレーロはニュー・ヨークで活動するキーボード兼打楽器奏者である。
サルサ界の巨匠とみなされているそうである。
そんな彼の『幻の』デビュー盤をイギリスのJAZZMANレーベルが復活させた。
(それをPヴァインが限定紙ジャケで国内発売している。)
なぜ、『幻』だったのかというと、これを最初に発売したのがTSGという、脱税目的のために作られたレコード会社だったからだ。
形式上レコードをプレスして、ろくに販売もせずに損失計上みたいな事をされたら、そりゃ出回るわけもないのである。
内容だが、これはもうサルサ好きもファンク好きも納得してしまいそうなラテン・ファンクの名盤と断言して良いだろう。
基本的にラテンのアルバムでこれがもうノリノリなのだが、2曲目のファンク系インスト・ナンバー『Algo』が強烈。
ベース・ラインがグングン全体を引っ張り、ワウ・ギターとパーカッションがホーンを煽っていくインスト・ナンバーだ。
他にファンク色の強い曲ではインスト・ナンバーの『Babalonia』も挙げられる。
こちらもベースが非常に印象的。
この曲は彼らのデビュー曲を録音し直したもので、デビュー時のヴァージョンもボーナス・トラックで収められている。
『My Friend』はラテンとR&Bのグルーヴが見事に融合しているだけでなく、構成も少し凝っていて、映画音楽的な印象も与えるヴォーカル・ナンバーである。
それとお薦めしたいのが『And We'll Make Love』。
フリー・ソウルな人たちが涙を流しそうな、都会的なラテン調のミディアム・バラードだ。
いやはや、人によっては実はこちらが本命のアタリかも知れない。
いや、間違いなくそうだ。
レア・グルーヴというマニアックな響きは気にせず、買って損はないよと言っておこう。
よろしかったらクリックを。
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いわゆるレア・グルーヴですが、これはなかなか良いですぞ。
リカルド・マレーロはニュー・ヨークで活動するキーボード兼打楽器奏者である。
サルサ界の巨匠とみなされているそうである。
そんな彼の『幻の』デビュー盤をイギリスのJAZZMANレーベルが復活させた。
(それをPヴァインが限定紙ジャケで国内発売している。)
なぜ、『幻』だったのかというと、これを最初に発売したのがTSGという、脱税目的のために作られたレコード会社だったからだ。
形式上レコードをプレスして、ろくに販売もせずに損失計上みたいな事をされたら、そりゃ出回るわけもないのである。
内容だが、これはもうサルサ好きもファンク好きも納得してしまいそうなラテン・ファンクの名盤と断言して良いだろう。
基本的にラテンのアルバムでこれがもうノリノリなのだが、2曲目のファンク系インスト・ナンバー『Algo』が強烈。
ベース・ラインがグングン全体を引っ張り、ワウ・ギターとパーカッションがホーンを煽っていくインスト・ナンバーだ。
他にファンク色の強い曲ではインスト・ナンバーの『Babalonia』も挙げられる。
こちらもベースが非常に印象的。
この曲は彼らのデビュー曲を録音し直したもので、デビュー時のヴァージョンもボーナス・トラックで収められている。
『My Friend』はラテンとR&Bのグルーヴが見事に融合しているだけでなく、構成も少し凝っていて、映画音楽的な印象も与えるヴォーカル・ナンバーである。
それとお薦めしたいのが『And We'll Make Love』。
フリー・ソウルな人たちが涙を流しそうな、都会的なラテン調のミディアム・バラードだ。
いやはや、人によっては実はこちらが本命のアタリかも知れない。
いや、間違いなくそうだ。
レア・グルーヴというマニアックな響きは気にせず、買って損はないよと言っておこう。
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