第5回 100 人ワークショップ(千葉県)
平成27年10月24日(土)千葉県立美術館
参加校、市川市立第七中学校・浦安市立浦安中学校・八街市立八街中学校
JR千葉みなと駅、下車。
徒歩10分ほどで千葉県立美術館に到着。
「100人ワークショップ」は、今年度で5回目。
千葉県立美術館を会場に、千葉大学の皆さんと千葉県内の中学校美術部員が、自然木とシュロ縄のみを使って巨大オブジェをつくるワークショップです。
千葉大学の学生さんの進行で、開会式。
千葉大学の先生から、このワークショップの趣旨や歴史を聞いた後、
学生さんのリーダーが、今年度のテーマ「つなげる」について、熱く語ってくれました。
その後、木の組み方、縄の縛り方などの説明。
ここにいる学生さんの多くは、中学校美術科の先生、小学校の先生を目指している学生さんです。
今年度の参加校は、市川市立第七中学校・浦安市立浦安中学校・八街市立八街中学校の3校。
千葉大学の学生さんが、初対面で緊張している美術部員を、アイスブレ-クでほぐしていきます。
「朝起きた時間の順に並ぼう」「手の大きさ順に並ぼう」などなど。
その後、2グループに分かれ、グループごとにテーマと作品のイメージを話し合い、ワークショップ開始。
午前2時間、お昼を挟んで、午後2時間。
身長より高い、巨大オブジェができあがっていきます。
2:30完成。
1グループ目、
「つなげる」というテーマから、橋をイメージした
『星と、しまうまと、私たちのアーチ』
2グループ目、
家をイメージした
『Honey’s share house~世界を翔る家~』
そして、美術部顧問+千葉大学の学生さんによる、
大地と空をつなぐ、らせん階段をイメージした
『EARTH→SKY』
この3作品は、12月18日(金)まで千葉県立美術館の中庭に展示されます。
最後に、グループごとの発表会と写真撮影、閉会式を行いました。
普段、それぞれの美術室で活動している美術部員が交流する。
美術室を飛び出し、学校を飛び出し、広い空間で全身を動かし、巨大な作品をつくる。
美術を学ぶ大学生と、美術を愛する中学生が、力を合わせて1つの作品をつくる。
多くの経験ができた、素晴らしい1日でした。
来年も、千葉県内中学校美術部×千葉大学×千葉県立美術館の交流が楽しみです。