印旛郡市中学校美術部展ClosedSite

「印旛郡市中学校美術部展 OFFICIAL SITE」内で印旛郡市の中学校美術部や全国の美術部の活動を紹介するページ

第4回アートレセンin千葉大学(美術部実践交流会)

2015年08月27日 | アートレセン

第4回アートレセンin千葉大学(美術部実践交流会)
平成27年8月17日(月)
千葉大学


JR西千葉駅から千葉大学正門を通過。去年は気がつかなかった「Active Learning」の迫力ある文字を左手に見ながら、さらに進みます。

【Active Learning関連記事】
■文部科学省HP:中央教育審議会 平成26年11月20日「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について(諮問)」

 

しばらく進むと、教育学部のある5号館に到着。

印旛地区の中学校美術部員が千葉大学に集まり、他校の美術部員や顧問の先生・大学の先生・美術を勉強している大学生・大学院生の皆さんと交流する1日です。

 

4回目の今年度は、印旛地区の中学校美術部9校(臼井南中、玉造中、栄中、木刈中、印西中、七次台中、滝野中、八街中、四街道西中)から約70人の美術部員と、10名の美術部顧問が参加。
大学の先生3名と大学生・大学院生・長期研修生など学生さん多数。
また印旛地区以外の顧問の先生も見み来てくれました。

 

開会式では、中学校ごとに、顧問の先生より参加部員の紹介がありました。。

 

午前中は毎年恒例の「自分マークで自己紹介」
大学の教室と大学の先生、たくさんの他校美術部員に囲まれて、やや緊張気味のスタート。

 

 

「自分マークを交換、友だちをつくろう!」では、緊張しながらも、お互いに話しかけ、徐々に打ち解けていきます。

 

午前の部、終了。
お昼は学食。食事とともに、大学の学食の雰囲気を味わいます。

 

昼休みの後半は、自由参加で校内見学ツアー。
美術を学ぶ大学生・大学院生の皆さんが勉強する教室や制作現場を、リアルに感じる貴重な経験です。

金工、木彫刻の部屋。

陶芸の部屋。

彫塑の部屋。

絵画の部屋。

 

午後は大学院生・大学の先生・長期研修生・美術部顧問による「4つのコーナーでアート体験」。
9校の部員が20人弱の少人数グループに分かれ、様々なアート体験をすることで、交流はさらに深まります。

 

「ようこそマークタウンへ」

 「鑑賞から考える新国立競技場」

「世界地図づくり」

「ビルダーカードで力いっぱい遊ぶ」

ビルダーカードは「成田アート博覧会」「100人ワークショップ」「千葉水墨画展」など、印旛地区と関わりの深い千葉県立美術館からお借りしました。
ビルダーカードを活用した取り組みは、2013年、グッドデザイン賞を受賞しています。
【関連記事】
グッドデザイン賞HP:創作活動による子どものこころの健康維持 [夢つくり隊プロジェクト in 釜石 〜千葉県立美術館と協働した美術の創作活動〜 東日本大震災の復興に取り組む釜石市の子どものこころの健康維持活動]
■千葉県HP:県立美術館 「夢つくり隊プロジェクトin釜石」2013年度グッドデザイン賞受賞について

 

約1時間のアート体験の後、再び一つの会場に集まり発表会。
発表会では、それぞれの活動をスクリーンに映し、各コーナー4~5人、計17人が体験の内容や感想を発表し、活動を全員が共有しました。

 

その後、閉会式・写真撮影を行い、すべての日程を終了しました。

 


アートレセンin千葉大学、初開催より4年がたち、第1回に参加した中学3年生が、現在高校3年生。
来年度以降、アートレセンで大学に触れた美術部員が、大学生としてアートレセンに関わってくれるかもしれません。
それもまた楽しみです。

 


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第2回『アートレセン(美術部実践交流会)in千葉大学』(千葉県)ポスター

2013年08月10日 | アートレセン

第2回『アートレセン(美術部実践交流会)in千葉大学』(千葉県)
 平成25年8月26日(月)
千葉大学 12校80名参加予定
 

 

H25in

 

「h25in.pdf」をダウンロード

 

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アートレセン(美術部実践交流会)in千葉大学

2012年08月22日 | アートレセン

アートレセン(美術部実践交流会)in千葉大学
平成24年8月24日(金)千葉大学

11校約70人の美術部員が千葉大学に集まり、
「実践」「交流」し、互いに「刺激」し合い、「大学」と「美術」を体験する1日です。

本年度の参加受付は終了しましたが、興味のある学校は、来年度、是非、参加して下さい。

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第16回印旛郡市中学校美術部展、入り口付近の掲示

2012年07月26日 | アートレセン

第16回印旛郡市中学校美術部展、29日(日)まで、開催中。

入り口付近には、様々な掲示があります。

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①『印旛郡市中学校美術部展の、これまでと、これから』

夏休み前の壮行会では運動部と並んで意気込みを語り,
夏休み明けの表彰式では壇上で賞状を受け取り,
通知票に「最優秀賞」「優秀賞」の文字が書かれる。
新聞に自分の名前がのり,テレビに自分の絵が映り・・・。
そんなことが今では当たり前になりました。

でも,昔は違ったのです。

学校が土曜日に休みなのは月に2回だけだった頃,
サッカー日本代表が
ワールドカップに出場したことがなかった頃,
郵便番号は5桁で,
ノストラダムスの大予言が信じられていた頃。

「美術部って活動しているの?」なんて友達に言われて,
肩身の狭い思いをしていたり目立たなかったり,
日陰の存在だった「美術部」がたくさんありました。

夏の総体に向けて心を一つにする運動部が,
正直なところ羨ましかったのです。
最後の大会を終えて自分たちが果たせなかった夢を,
泣きながら2年生に託す3年生。
先輩からのバトンをつなぎ,始動する新チームの1・2年生。

先生たちも思いは同じでした。
「美術部の発表の場を!!」「目標になる展覧会を!!」
先生たちは何度も何度も話し合いを重ねました。

1997年。
多くの方の協力に支えられ,印旛郡市中学校美術部展が
成田市役1階ロビーで開催されました。

あれから長い時が経ち,
会場は美術館になり,
参加校も,見に来てくれる人も増えました。

2007年。
最終日に4階ハイビジョンホールで,
上映会と表彰式が開催されるようになりました。

今では美術部展を見に来た小学生が,美術部に憧れ,
中学校で美術部に入部したり,
美術部展に向けて頑張った先輩たちが,
学校の先生になっていたり,美術の世界で活躍していたり。

これからも「印旛郡市中学校美術部展」をベースとして,
美術部を活発にする様々な活動に挑戦していきます。

                              印旛郡市中学校美術部展 実行委員会

 

 

②『現在、開催中の美術部展』
7/24、全国5ヶ所で美術部展が開催されています。

●第5回アートクラブグランプリinSAKAI(全国中学校美術部作品展)ミナミ巡回展(大阪府)
平成24年7月21日(土)~29日(日) 阪神高速ミナミ交流プラザ(Loop A) 

●第16回印旛郡市中学校美術部展(千葉県)
平成24年7月24日(火)~29日(日)佐倉市立美術館

●春日井市立中学校美術部作品展(愛知県)
平成24年7月24日(火)~29日(日)文化フォーラム春日井ギャラリー

●浜松市中学校美術部 夏の写生大会優秀作品展(静岡県)
平成24年7月24日(火)~29日(日)クリエート浜松 3F ギャラリー35

●都北地区中学校美術部合同展(宮崎県)
平成24年7月24日(火)~29日(日)都城市立美術館市民ギャラリー


さらに『この夏、開催予定の美術部展』が全国10ヶ所、
『秋以降、開催予定の美術部展』が全国5ヶ所。
今後、情報が入り次第、随時HPで紹介していきます。

 

 

③『兵庫県明石市から届いた寄せ書き』
心のこもった寄せ書き、ありがとうございます。
『第2回アートレセンin明石』の開催、おめでとうございます。
1月の『明石市中学校美術部合同展』の成功を、遠く千葉より祈っています。

 

 

④『アートレセン(美術部実践交流会)in千葉大学』
約1ヶ月後の8月24日(金)、美術部展参加校のうち11校70人の美術部員が千葉大学に集まり、
「実践」「交流」し、互いに「刺激」し合い、「大学」と「美術」を体験する1日です。

本年度の参加受付は終了しましたが、興味のある学校は、来年度、是非、参加して下さい。

H24824

 

 

⑤今年、千葉市で開催される美術部展、『近隣中学校美術部合同展』のポスター。

平成24年8月14日(火)~19日(日)千葉市民ギャラリー・いなげ

 

  

⑥福井県で行われる『第3回ふくい中学生アートリンピック展』のポスター。

平成24年8月4日(土)~6日(月)AOSSA 5階 福井市地域交流プラザ(ギャラリー)

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⑦昨年度開催『第5回アートクラブグランプリin SAKAI(全国中学校美術部作品展)』の
印旛郡市の美術部からの入賞1作品、入選2作品を紹介と、
本年度開催『第6回アートクラブグランプリin SAKAI(全国中学校美術部作品展)』関係の展示。

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本日7/26、印旛郡市中学校美術部展の総来場者数が1万3000人を超えました。
毎年この展覧会を楽しみにしていただいている地域の方々、
美術部員、元美術部員、保護者様、幼小中高、大学の先生方、
その他、美術部を応援して頂いている多くの皆様、
ご来場、ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いいたします。

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ミニアートレセンin明石【魚住東中学校・二見中学校、交流批評会】(兵庫県明石市)

2011年07月03日 | アートレセン

ミニアートレセンin明石【魚住東中学校・二見中学校、交流批評会】(兵庫県明石市)
平成23年3月29日(火)魚住東中学校/平成23年7月1日(金)二見中学校

兵庫県明石市立魚住東中学校美術部顧問の先生が、全国中学校美術部作品展メーリングリストに投稿したレポートを編集しました。

魚住東中学校と、隣りの隣りの二見中学校とで、2回にわたり、『ミニアートレセンin明石』を行いました。

第1回、3月29日(火)魚住東中学校にて

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二見中学校美術部の皆さん8名が、魚住東中学校に来てくれました。

1時半過ぎから4時まで、二見中はデッサンの新作、魚住東中は被災地の美術部員を励ますイラストをお互いに見せ合い、合評会を行いました。作品点数が24点と多いので、生徒同士の意見交流は行わず、作者のコメントと3名の顧問の評価コメントを全作品に行いました。

二見中の一人一人は、2月の明石市美術部合同展よりも描写力をレベルアップさせて来ました。これからは構成を意識していこう!充分身に付けた描写力を使ってドンドン作品を作り上げていこう!とアドバイスをしました。長時間にもかかわらず、食らいついてくるような話の聴き方で、評価のコメントを聴いていました。

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魚住東中の作品について二見中の顧問の先生から、阪神淡路大震災で被災した立場から、また淡路島で大水害に合われた立場から、「この作品のメッセージを受け取って、被災された方々がどう思うだろう?」と、率直な感想を言っていただきました。部員達は、だいぶ被災された方々の気持ちがわかったようです。

最後、お互いに挨拶をし、少しずつ仲良くなった感じで終了しました。「今日もらったアドバイスを必ず実行するぞ!」とそれぞれが決意し、第1回が終了しました。

第2回、7月1日(金)二見中学校にて

明石市中学校は、運動部の市内総体。総体に参加しない文化部などの生徒達は、どの中学校も10時頃までで授業がが終わります。魚住東中学校美術部員1年10名2年12名3年5名で午前中に二見中学校に移動し、二見中学校1年9名2年5名3年7名と共に昼食を取りました。午後から、3時間のミニアートレセンを行いました。

まず「作品に込めた思い」や「制作していて感じた事」や「制作で苦労した所」などを作者がコメントし、次にそれぞれの学校の顧問より課題説明、その後、相手校3年が「それぞれの学校の全体的に感じた」事をコメントします。最後に顧問より講評を行います。1年・2年・3年の順に、学年の間に15分の休憩を挟みながら進行しました。

二見中・魚住東中1年生

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両校のデッサン。どのデッサンも、空気を感じさせるまで描き込んだ粘り強い取り組みが好評でした。そして、「3つの調子を描きわけていく大切さ」と「上の面を意識していくと立体を表しやすい」点を確認しあいました。

二見中2年生

「手をモチーフにドラマを感じさせる」課題の鉛筆デッサンを紹介してくれました。『皮膚の自然な弾力感』の描写が、魚住東中3年を「こんなに上手に描けない…」と驚かすぐらい好評でした。何よりも、片方のバックを広くあけたりと、「見る側が作品から色々と物語を想像できる」構成が光っていました。自分のイメージを更に豊かに膨らませていく為に、「手に何を持たそう?」「バックに何を描こう?」とイメージを発展させていけば、さらに立派な作品になるでしょう。『夏休みに四つ切り作品にして、みんなでアートクラブグランプリに応募しよう!』と結びました。

二見中3年生

『3年間履き古した自分の靴』のデッサン。「3年間の『靴と自分の関係』を見つめ直すような緻密な描き込み」は、とても好感を持たれてました。「足を包むものとしての機能性からくる、靴の形の特徴を掴む事」と、「靴、独特の長い立体感を『3つの調子』を描きわけてから、緻密な描き込みを行う事」を今の頑張りに付け足せば、素晴らしいデッサンになることを、みんなで確認しあいました。

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魚住東中の2・3年生
学展を目指した油絵。色々と「自分の良さと問題点」を指摘してもらい、「あと2週間の仕上げの方向」を掴めたようです。

全体を振り返って

両校ともミニアートレセン前の2、3日の、急激な作品の完成度の高まりは、目を見張るものがありました。このミニアートレセンは、両校の部員達にとって発奮するきっかけになりました。

二見中部員は、自分の作品の事を魚住東中部員以上に語ることができていました。魚住東中部員や顧問の所に積極的に質問してくるなど、学ぼうと言った姿勢が強く見られるなど、素晴らしい点が見られました。休憩時間を利用して、初めて油絵に挑戦しようとしている二見中の3年生の質問に、魚住東中3年生が答える、微笑ましい交流も見られました。

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魚住東中部員は、3時間の長時間でも、殆どの者が最後まで集中を切らす事なく頑張っていました。

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