ジャーマンシェパードのリンダが、すっごく臭くなってしまった。
大人になるまで躾がされていないので、トイレのする場所が解らない為どこでもしてしまう。
そしてそれを踏んでしまった汚い足で小屋に入ってそのまま寝てしまう。だから体が臭くなってしまう。

野生の犬などの地上に巣を作る動物は、巣の近くでは排泄をしません。巣の周りに臭いが付くと、他の動物に狙われる恐れがあるのと、自分の体が汚れるのを嫌うためだと思います。
木の上などに巣を作る猿や鳥などは、他の動物に襲われる心配が無いのでトイレの躾は出来ないと思われます。TVに出てくる猿などのオムツ姿を見かけるのは、その為かもしれません。
ですから、放し飼いや、長いチェーンで繋いでいたり、毎日散歩している犬は自分の小屋の近くでは排泄をしません。

リンダは2年前に5歳の成犬で、ブリーダーさんから貰ってきました。たぶん狭い飼育小屋の中で、ずーっと飼われていたのだと思います。なにがいけない事なのか、飼い主や母犬に教わっていないと思うのでチョットかわいそうです。
ハナは、家の中や車の中、または人がいる場所などでは排泄してはいけない事が解っているし、散歩している時でも道路の上ではなく、草むらを探し草の中で排泄をします。

オシッコはまた、意味が別ですね。
オシッコは、したくてする時と他に、縄張りやコミニュケーションを持つ動物の伝言として使われています。
ですから必ず他の犬たちがオシッコした場所を嗅ぎ当てて自分もオシッコをします。犬たちの伝言場所ですね。
臭いを嗅ぎながら、
『お!だれとだれが何時にここに来たんだね。私もこの場所に来たことをお知らせしなくちゃ!』
なんて感じだとおもいます。
ハナと散歩をすると、臭いを嗅ぎまわってばかりいてなかなか前に進みません。15分ぐらいで、オシッコも品切れで1滴ぐらいしか出なくなります。
『おい おい それだけで良いのかよ!』
『だいじょうぶ、私たちは鼻が良いからね!』

リンダは、そのような習慣もないので散歩はとっても楽です。
ただ唐突に臭いも嗅がずに、ジャーとしてしまいます。ただ、したいからしているだけですね。散歩していてもチョコチョコとオシッコをしたり、よその家の門にしたりしないので散歩にはリンダは最高ですね。

話が長くなってしまいましたが、シャンプーにリンダを連れて行きました。
リンダの席は1番後ろです。久しぶりに車でお出かけなので嬉しそうですね。
2ヶ月ぶりのシャンプー!
シャンプー中は大人しくしていますが、でも困った顔です。
2回シャンプーして、濯いだら臭いが消えました!
すっかり綺麗になりました。毛並みもフカフカのサラサラ!
綺麗にするとリンダは、すっごく美人だね!