タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

まだまだ災難は続く・・・

2023-02-15 18:51:08 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

物事には、全て原因がある。

原因 (因) が、縁を呼び、結果を生む。

これが、仏教 (真理) の基本である、「因縁果」の法則。

基本中の基本であるのであるが、仏教とは全く相容れない真逆の思想が入り始め、明治で神仏分離 (神仏破壊) 、そして現在は、アメリカナイズされて久しく、

もはや「なんでもアリ」の日本。

腐敗した政治の現実を、日々更新されながら見せられている現況である。

さて、仏教の「因縁」(因果律=因果の法則) であるが、

全ての事象には必ず原因がある。

美人・不美人、美男・不美男、金持・貧乏、天才・凡才、道徳・非道徳、恵まれた環境・恵まれない環境・・・など、すべて「自分自身に原因がある」。

画像は、ウィキより。チベット仏教の六道輪廻の仏画。

真理そのものである仏教は、輪廻転生を説く。その他のインドの宗教でも説くが、それらはお釈迦様の教えを参考にマネしたものに過ぎない。(お釈迦様以前から、そういう思想はあったのだろうが、完全に解析して説明して顕にしたのは、お釈迦様が初めて)

お釈迦様の場合、菩提樹下での悟りで、あらゆる体験をしておられる。

2500年前に釈迦国で描かれた41、2歳頃のブッダ。

お釈迦様の開いた悟り (真理) は、想像を絶するもので、過去記事に詳しく書いてあるので読んでみてください。

そのうち、「宿命通 (しゅくみょうつう) 」は、お釈迦様御自身の過去世・・・10生・100生・千生・万生・・・無始の昔から無限の過去世を思い起こした。

当然、今の宇宙期より前の宇宙期、その前の宇宙期、そのまた前の宇宙期と・・・想像を絶する途方もなく長い時の流れの中の無限の過去世を思い出した。幾多の宇宙の生成・壊滅も想起した。

そして、天眼通では、あらゆる人々、あらゆる生物の過去世、輪廻転生を見た。

これらは、お釈迦様の悟りの一部であるが、これらの悟りの内容を整理した結果、お釈迦様の弟子や信徒に対する説法の形は、

「対機説法・応病与薬」と言う、「相手の機根 (レベル) に応じて柔軟に変化する形として完成したのである。

アマゾンで買った原始仏典を読みかじると、まるで「宇宙の核が人間の姿になって言葉を発しているかのように完璧」である。

世界中の神々でも、誰も比較できないほど完璧である。大乗経典に登場する教えは、あくまで「方便」であり、ホントのお釈迦様の教えではない。

話が長くなったが、生まれながらに、善き親先祖家に生まれたのは、過去世の「徳」が原因。

生まれながらに、悪しき親先祖家に生まれたのは、過去世の「悪業」が原因。

「仏教はすべてに対して平等である」とは、「誰でも仏さまは救うと言う意味ではなく」、「仏教 (真理) はすべてに対して平等であるがゆえ、あるがままに一切衆生を見る」と言う意味である。罪人でも懺悔すれば受け入れるが、反省しない者は、お釈迦様は「愚かなる者は」と卑下しておられる。

現在の日本は・・・人間の体で例えるなら、

「全身転移の末期がん状態」である。

様々な原因が複雑に絡み合い、今日がある。

国が良くなるためには、国民一人一人の「正しい自覚が必要」。

アコギな政治家を見破れず投票するようでは、まだまだこの国の災難は続く。

野党もショボすぎるが、今の自公などには、力を持たせてはいけない。

最後に、お釈迦さんは、あらゆる「神」の中でも、「全く高ぶらない、偉ぶらない」方ですが、それは、お釈迦さんが唯一実在の「覚者」(ブッダのこと) だからです。

「神」「神々」「神霊」「天」は、ブッダが誕生してもしなくても、人々のいる世界には必ずいます。いつでも、どの世界でも複数多数の神はいます。

ただ、「ブッダ」・・・「覚者」は、滅多に現れない。(誕生しない)

長い「宇宙の輪廻」の、途方もなく長い時間の中でも、お釈迦様含めて、ブッダは「たった7人しか」誕生していない。(25仏説もある)

大乗仏教に登場する如来・菩薩・明王は、ゾロアスターの神々やデェーヴァの神々を仏教に取り込んでつけられた名前であり、実在の仏と言うより、「方便」「信仰としての」「観念の仏」であります。

お釈迦さんでさえ、「天 (神) 」と「人」とを繰り返しながら、転生を重ね徳を積み続け、最後の生でブッダとなった。

ブッダとは、もうその生が最後の生で、神にも人にも生まれ変わることが無い存在。

だから、高ぶらない、威張らない、偉ぶらない。ゆえに、お釈迦様は、梵天にも神々にも人々にも「友よ」と語りかけていたのです。

今日は常楽会です。高山寺の明恵上人 (華厳宗僧侶) が作った声明 (しょうみょう) に、四座講式があり、「涅槃 (ねはん) 講式」「羅漢 (らかん) 講式」「遺跡 (ゆいせき) 講式」「舎利 (しゃり) 講式」から成る四部の講式です。

常楽会 (涅槃会) でよく唱えられるお経に「舎利礼文 (しゃりらいもん)」があります。

(まだ、休眠中です・・・)

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