心の傷

「どんなに
　教養があって
　立派な人でも、

　心に傷がない人には
　魅力がない。

　他人の痛みと
　いうものが
　わからないから。」


―フジコ・ヘミング


◆フジコ・ヘミング：ピアニスト
（以下、ビクター公式プロフィールより）
ベルリン生まれ。日本人ピアニストの母と、
スウェーデン人建築家の父を両親に持つ。

幼いころからピアノの才能を高く評価され、
東京音楽学校（現・東京芸術大学）在学中には
毎日コンクール入賞、文化放送音楽賞など多数受賞。

その後、無国籍問題や聴覚の障害に悩まされるが、
NHKのドキュメンタリー番組をきっかけにブームが起こり、
今も日本のクラシック界に旋風を巻き起こし続けている。





2010年にシンフォニーホールで行われた
フジコ・ヘミングさんのコンサートを思い出しました。

チャーミングできらきらしていて、
素敵な女性でした。

その音色は軽やかだけれど、深く、
鮮やかで、そして繊細で・・・・・・

そんなフジコ・ヘミングさんの言葉が
私は大好きです。



「心の傷」は、
体当たりで人と接した勲章。

やわらかな「心」で、
人を思った証。


それを癒すのが音楽、
なのだと思います。



性別や世代や国籍を超えて、
そして人間と動物の垣根も越えて・・・

命と命をつなぐ音楽。

音楽療法の話も、このブログで、
ぜひご紹介していきたいと思います★