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災害時の心のケア4~心に起こるトラウマ反応

2011年03月19日 | お仕事/心理・癒し
死生観、人生観、その他さまざまな価値観が変化し、
ネガティブな心の状態になることが増えます。

また、抑うつ、無力感、罪悪感(※1)、不信感、怒りといった
感情を持つようになるので、精神が不安定になり、
社会生活にも支障をきたすようになります。

※災害時には、サバイバーズギルトといって、
自分だけが生き残ったことに対する罪悪感にさいなまれる人も出てきます。
それが自分への怒りや攻撃に向かうこともあるので、周囲の注意とケアが必要です。


また、PTSDにならなくても、
不安障害やうつ病、アルコール依存に陥るケースもあります。

心のケアは長い長いサポートが必要です。
つらい体験が記憶から消えることはないかもしれません。

けれども、まずは身の安全を確保し、
希望が持てるような「人のつながり」を、
築き続けていくことが大切だと感じています。



■バックナンバー
<その1:トラウマとは>
トラウマとは、災害や事故・事件等、命の危険を感じるほどの体験によって引き起こされる深い心の傷です。
日常会話で使われているような軽い意味ではなく、精神医学用語であり、深刻な状態を指します。

<その2:トラウマには個人差がある>
同じ事故や災害にあっていても、トラウマの症状には個人差があり、その人の考え方や性格、気質、生い立ち、生活環境、人間関係によってまちまちです。
普段、メンタルが強そうに思える人でも強い症状に悩まされることがあります。
そのため、マニュアル化されたやり方では、トラウマへの対応が不完全になります。個々の状態をよく見てケアにあたることが大切です。

<その3:身体に起こるトラウマ反応>
災害や事故を体験し、強い恐怖や不安を感じ続けると、身体面に様々な影響が現れます。
不眠、食欲不振、発熱、震え、動機、体の痛み。
これらは「心身症」として現れた、一つのトラウマ反応といえます。


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