技術:横山です。
このブログでも何回か話題にしている「ドクター・フー」
放送開始60年目にあたる今年は、全3作のミニシリーズが展開される事が発表されており先月末から順次配信されました。
今年から本作の海外展開はディズニーが一括で行うらしく、今迄年単位で遅れていた配信も本国と同時に開始されると言う速攻ぶり。
又、ディズニーだけあって、予算も潤沢なのか日本語吹替も完備(しかも今までのシリーズを踏襲した配役、これについては後述)していて至れり尽せり
内容も面白く最高の出来でした。
今シリーズでは全話のラスト(因みにこの話は日本未配信)で13代目から再生した14代目ドクターが主役なのですが、その顔はかつての自分(10代目ドクター)と同じ。
かつてない事態に困惑するドクターだったが、何時もの様にロンドンに降り立つとそこにはかつて共に旅したコンパニオンのドナ・ノーブルの姿が。
ある事情から共に過ごした記憶を封印し、紆余曲折の末再び力を合わせロンドンを襲うエイリアンに立ち向かっていくのが第1話のあらすじ。
歴代で最も人気のある10代目ドクターの実質的な再登板が最大の見所で、日本語吹替版で吹替えを担当するのが前にNHKで放送された際に同役を演じていた関俊彦氏。
忍たま乱太郎の土井先生や最近だと鬼滅の刃の無惨様辺りが有名なベテラン声優さんです。この人の吹替えが実にハマっていてドクター・フーにはまった理由の半分位がこの人だと言う位には好きな要素です。
更に今作のコンパニオン枠のドナ・ノーブル。彼女は2006年のクリスマススペシャルの登場後、2008年の第4シリーズにレギュラー出演その後2010年の元旦スペシャルに登場した後は作中に登場しませんでしたが今作で13年ぶりに復帰。更に日本語吹替を担当するのは雨蘭咲木子氏、一番解り易いのは伊東家の食卓のナレーターでしょうか。
彼女も前に同役を演じてはいるのですが、前述のクリスマススペシャルの日本語吹替版が制作されずじまいだった為、そのひとつ前の話のラストで登場した時の「あ」とか「う」とか一言にも満たないセリフだけしか無く、正直続投するとは思っていなかったので実際に視聴してかなり驚きました。
内容的にはかなり面白いのでとにかく見て欲しいのですが、過去のエピソードに言及される個所も少しあり、ある程度の知識が有った方がより楽しめるのですが、
配信終了した話も多く、できればDisney+で全話配信してもらいたいものです。